ドンアレス　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のリアルスティールはディープインパクト産駒で、4歳春のドバイターフでGⅠ制覇。ほかに皐月賞と菊花賞、天皇賞（秋）で2着に入り、2019年からスタッドインしています。初年度産駒のオールパルフェがデイリー杯2歳Sに勝ち、レーベンスティールはオールカマーなど重賞を3勝。2年目の産駒からは全日本2歳優駿、ジャパンダートクラシック、東京大賞典、サウジCなど国際G1を含む重賞7勝のフォーエバーヤングや、北海道スプリントCと東京盃を制しJBCスプリントでも2着のチカッパなどが輩出されています。また地方競馬では大井のフェブランシェが東京シンデレラマイルに勝利しています。

いっぽう母系ですが、母のアンソニカは未勝利。きょうだいは半兄のインツォリアが1勝、アラゴネスは大井で3勝、ダイワレンジャーは金沢で2勝、半姉のドナキアーロは2勝、ドナビスケットは佐賀と園田で各1勝しています。伯父に全日本2歳優駿の勝ち馬で大井と名古屋でのJBCスプリントを制したスーニがおり、本馬の従兄弟にあたるミッドナイトマイリーは米G3オンタリオメイトロンSなど重賞2勝をマーク。遡ると3代母のサティンプロミスからは米G1キングズビショップS2着のソーシャルプロベイション、米G1アルシバイアディズS3着のプットザベイビーズダウンなどが輩出されています。

本馬は2023年12月23日の中山芝1800m新馬戦でデビューし2着。好位グループの後ろからレースを進め、直線で差を詰めると勝ち馬に半馬身差まで迫りました。翌年1月の小倉芝1800m戦ではゲートでやや後手となり16頭立ての14番手追走となるも、向正面でまくって2番手まで進出し直線で先頭に立つと後続に3馬身差をつけ初勝利をマーク。
昇級初戦の水仙賞で7頭立ての6着に敗れると、7月の函館芝1800m戦では10着。8月の札幌ではダート1700m戦に使われるも10着。連闘で出走した同距離戦では勝ち馬から5秒5離された殿12着敗退で、タイムオーバーによる出走制限を課せられています。
11月福島・高湯温泉特別で復帰し3戦ぶりに芝を使われるも殿16着。12月の中京ダート1400m戦で7着、今年1月の同距離戦でも1着馬から0秒8差の7着に敗れています。
3月の中京ダート1400m戦で中団追走から10着となり、4月20日の福島芝1800m戦では勝ち馬から0秒9差の10着。1勝クラスでの頭打ち感が否めず、頭数整理の都合もありこのたびのオークションへ出品させていただきました。
JRAの現級ではワンパンチ足りないところがありましたが、地方でリスタートしてレースがしやすくなれば、この馬の能力を発揮して活躍してくれるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。皆様には、現状をご理解いただき、不安のある方は必ず事前に獣医検査を受けるなど、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をよろしくお願いいたします。



※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山田 容子