バンドネオン　　セン５歳　　※中央競馬　登録抹消

父のバンドワゴンはホワイトマズルの産駒で、阪神芝1800m新馬戦で後続に6馬身差をつけて逃げ切ると、続くエリカ賞も5馬身差の快勝。3歳初戦のきさらぎ賞では2着に入りクラシック戦線での活躍が期待されましたが脚部不安のため長期休養を余儀なくされました。復帰後に条件戦を2勝しオープン入りを果たすなど、GⅠ2勝のスワーヴリチャードの半弟としての資質を示し、2019年よりスタッドインしました。産駒の数は多くありませんが、初年度産駒のバンドマスターが芝戦で3勝、2年目産駒のバンドシェルはJRAダートで3勝をあげるなど、産駒は芝、ダートの双方で走っています。

いっぽうの母系ですが、母のハッピーパレードは4勝。半兄のニューポートは3勝、タイムマシンは1勝、半姉のハッピーバレーは南関東で3勝をマーク。2代母のメインスルーは米国でリステッド競走を含む6勝、伯母のブリガドーンはフローラSと京成杯で3着、伯父のダイバーシティはラジオNIKKEI賞3着馬。また本馬の従兄弟ディアーウィッシュは京成盃グランドマイラーズ連覇など南関東で重賞を3勝し交流重賞の浦和記念で3着。従姉妹の仔にあたるイズジョーノキセキは府中牝馬Sに勝利。母の従姉妹のビルヒニアフィッツは亜G2ラモンビアウス賞に勝ち、G1のCEジュヴェナイルフィリーズ2着馬です。

本馬は2022年7月9日の福島芝1800mでデビュー。中団のやや後ろからレースを進め、1着馬から1秒9差の6着でした。9月の中山ではダート1800戦に使われ、後方追走から徐々に差を詰めるも2秒1差の5着でした。10月の東京ダート1600m戦で中団追走から0秒6差の4着となると、11月6日の同距離戦でも6着。もっともレース中に右橈骨遠位端骨折を発症し見舞金9号（競走中6か月）を受給。クリーニング手術を実施しました。
2023年9月3日の新潟ダート1800m戦で復帰するも5着。未勝利戦期間終了に伴い名古屋競馬へ移籍しますが、同年9月21日去勢手術を行っています。名古屋での初戦となった12月の1500m戦では好位を追走し3コーナーから前との差を詰め直線で先頭に立ち初勝利。昨年1月4日の1500m戦では中団から徐々に前へ進出して連勝。2月の同距離戦でも中団追走から直線でインを突き1着。3戦3勝でJRA再転入条件をクリアしました。
6月の東京ダート2100m戦から再始動するも後方から1秒3差の7着。その後も同じような競馬が続き、今年は1月の中山ダート1800m戦から10着と11着に敗退。そして4月13日の福島ダート1700m戦ではゲートの出が悪く後方追走から1秒7差の10着でした。
1勝クラスではスピード不足なのが否めず、地方でリスタートすべく今回のオークションへ出品いたしました。名古屋で3連勝しており、地方での活躍に期待です。
なお本馬は乗るとイレ込むタイプです。
また制裁は受けていませんが、ゲートでの駐立が良くないので注意してください。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。皆様には、現状をご理解いただき、不安のある方は必ず事前に獣医検査を受けるなど、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をよろしくお願いいたします。


※2023年9月21日に去勢手術を実施しています。

※2022年11月6日の競走で、右前橈骨遠位端骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。クリーニング手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※リバティホースナヴィゲイト（茨城県稲敷郡阿見町福田・阿見TC内）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：馬場 幸夫（インボイス登録あり）