コースタルテラス　　セン６歳　　※中央競馬　登録抹消

デビュー戦となった2歳6月の東京・芝1600m戦では2番手を追走し、最後の直線で先頭に立ちましたが、後続馬に差されて7着となりました。短期放牧を挟み、8月の札幌・ダート1700m戦に出走。3番手を追走し、4コーナーで先頭に立つと、2着馬に5馬身差をつけて初勝利を挙げました。昇級初戦となった12月の中山・ダート1800m戦では5着。3歳2月の東京・ダート1600m戦では勝ち馬から0秒2差の3着と健闘しました。その後1戦を挟み、ブリンカーを着用して臨んだ8月の新潟・ダート1800m戦では好位を追走したものの、最後は脚が上がって9着に終わりました。以降はダート1600～1800mのレースに出走し、2着2回、3着1回の成績を残しましたが、調教師からは「競馬に対して少し前向きでなく、相手なりに走る面があります」とのコメントがあり、6月に去勢手術を実施しました。その後4戦するも勝ち星には恵まれず、2024年2月に美浦・矢嶋大樹厩舎へ転厩しました。転厩初戦となった5歳3月の中山・ダート1800m戦では4着、続く5月の東京・ダート1600m戦では後方から追走し、最後の直線で鋭く伸びて2馬身差で優勝し、待望の2勝目を挙げました。しかしその後の2戦ではいずれも二桁着順と振るわず、障害転向も検討されましたが、動きに硬さが見られたため断念。5歳3月の中山・ダート1200m戦で9着、そして先週4月19日の中山・葛飾特別（ダート1200m）では中団後方を追走するも、最後の直線で脚が見られず14着という結果に終わりました。調教師は「途中で走る気持ちが切れました」と話しています。近走の成績がふるわず、走る気持ちも以前よりも薄れてきたことを踏まえ、ここを限界と判断し、中央競馬を登録抹消のうえオークションに出品することとなりました。2歳6月のデビュー以来、およそ4年間にわたって大きな怪我もなくコンスタントに出走しており、体質の強さがうかがえます。2勝クラスでは苦戦が続いたものの、クラス分けの細かい地方競馬では活躍の場が見込まれます。新たな環境での飛躍を期待します。


※2023年6月1日（4歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 勝己（インボイス登録あり）