エイシンシャルマン　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

父シュヴァルグランは３３戦７勝。主な勝ち鞍にジャパンカップ(G1)、アルゼンチン共和国杯(G2)、阪神大賞典(G2)で遅咲きながら、芝中長距離路線のトップランナーとして活躍しました。主な産駒には西部スポニチ賞(２勝クラス)を勝利し、神戸新聞杯(G2)では１番人気に支持され５着となり菊花賞(G1)へと駒を進めたメリオーラムがいます。

母エーシンジェネシスは中央２勝地方１勝。半兄のエイシンビッグボスは園田オータムトロフィー(重賞)含む地方１３勝を挙げた活躍馬です。祖母ミッションガールは中央２勝。叔母のエーシンマダムジーは中央３勝、エイシンミノアカは中央２勝、地方１勝を挙げました。３代母Triple Strikeは米国で４戦３勝し負けたのはG1エイコーンSで３着。４代母Seeker‘s Goldは豪国G3で２勝を挙げました。

本馬は２歳６月に門別競馬ダート１１００ｍでデビューし好スタートから楽に先手を取り、３着となるも、勝ったエイシンハリアーは後に兵庫ユースカップ(重賞)を勝利するほどの馬でレベルの高い１戦となりました。２戦目は断然１番人気に支持され、好スタートから先手を取るも惜しくも２着。初勝利は３戦目で抜群のスタートダッシュを見せそのまま、後続を突き放し５馬身差の圧勝を飾りました。その勝ちっぷりから、その後の活躍を期待されましたが、次走以降はクラスの壁か精彩を欠き、２歳の暮れに兵庫競馬に移籍しました。転厩初戦の園田１４００ｍでは１０着となりますが、次走１２３０ｍでは７番人気の伏兵評価ながら大外枠から強気に先手を奪い道中7馬身ほど離す大きな逃げを打ち、直線は２着馬に詰め寄られながらも凌ぎ切り２勝目を飾ります。２勝目を挙げてからは園田３歳ＡＢクラスで４戦し６着、７着、７着、９着と厳しいレースが続き、この度頭数整理の為、オークション出品となりました。血統的には成長力もあり、馬体も幼さを残し、良化の余地は見込めると思います。勝利した２戦はいずれも逃げてのもので、スピード能力は示しており、新天地での変わり身に期待したいと思います。現状確認の上、ノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討の程、宜しくお願い致します。

【本馬についての現状説明】
調教では水準の時計で調整できているのですが､なかなか前進気勢がでてこない様子です｡前走後も馬体に問題はありません。右後肢の管正面にソエのような慢性的な腫れがありますが痛みもなくレースに支障ない状態です。馬っ気が強く注意しています。（園田競馬西脇・渡瀬寛彰調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※園田競馬西脇馬事公苑・渡瀬寛彰厩舎（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井 克彦（インボイス登録あり）