ラインストライカー　　セン６歳　　※地方競馬　在籍

父コパノリッキーは3歳時の兵庫チャンピオンシップで重賞初制覇を飾り、4歳初戦のフェラリーSでは最低16番人気ながらホッコータルマエの追撃を封じて優勝。G1ホースの仲間入りを果たします。同年にはかしわ記念、JBCクラシックに優勝しています。翌年以降もG1タイトルを積み重ね、引退レースとなった7歳時の東京大賞典では歴代最多となるG1、Jpn1合計11勝という大記録を打ち立て、種牡馬入りしています。産駒のデビューは2021年。9月の中京でコパノニコルソンがJRA初勝利を挙げるなど、2歳戦では全てダートで5頭が勝ち上がりました。リッキーマジックはデビュー2連勝を果たすなど、今後も産駒はダートを中心に活躍しそうです。地方競馬では初年度から重賞勝ち馬を輩出。名古屋でデビューから連勝街道を歩んだセブンカラーズや、交流重賞でも好走する高知のシンメデージーなどの一流馬も送り出しています。

母系を見ますと、半妹のイイデマイヒメは門別でデビュー連勝を果たし、重賞のサッポロクラシックCに優勝。母サンキャッチャーはJRAで4戦して2着1回、3着2回。祖母ブジーアは門別で2戦1勝という成績で、その半兄には朝日チャレンジCを勝ったミッキードリーム、そのいとこにはJRAのダートで5勝を挙げ、七夕賞3着と芝でも好走したオリオンザジャパンがいます。4代母スプリングコートは4勝を挙げ、中山牝馬S3着など重賞でも好走。その半兄はスプリンターズSを連覇したサクラバクシンオーで、3代母サクラハゴロモは天皇賞・春、有馬記念を勝ったアンバーシャダイの全妹です。一族には阪神3歳Sなどを勝ったイブキマイカグラや、朝日杯勝ち馬アルフレードなどが名を連ね、現在も勢いのある名門です。

本馬は2022年1月10日に中京ダート1800mの3歳新馬戦でデビュー。序盤から後方に大きく置かれる展開となり、最下位15着でタイムオーバーとなっています。この一戦のみでJRAの登録を抹消し、当オークションを経て名古屋へ移籍しました。
3月の転入初戦から徐々に着差を詰め、転入4戦目となった1500mの3歳7組戦ではメンバー2位の上がりタイムをマークして2着を確保。その後も差のない競馬を続け、6月に同舞台の一戦で2番手から抜け出し、初勝利をマークしています。
組が上がってからも大崩れはせず、3着2回のあと同距離の3歳4組戦を早め先頭から押し切って2勝目を挙げました。この一戦のあと、大井に移籍。1600mの3歳条件戦では差のない競馬を見せましたが、10月にC2格付けとなってから2戦して結果が出ず、その後に右前の蟻洞を発症。休養に入り、この期間中に去勢手術も実施しました。
約11カ月の休養となり、船橋に転厩して4歳9月に復帰。C3に降級していたこともあり、復帰戦から2、3着と差のない競馬を見せました。5歳時には浦和に転厩。ここでも差のない競馬を続け、5月の1500m戦では早め先頭から突き抜け、後続に5馬身差をつけて南関東での初勝利をマークしています。
今年に入ってからは距離を延ばしており、初の2000m戦だった1月のC3戦で4馬身差の圧勝劇を見せると、その後も大崩れせずに走れており、3月にはC2戦でも3着。十分に戦えていますが、今回は頭数整理のタイミングもあってオークション出品を決めました。
6歳とはなっていますが、長期休養もあった馬で、消耗は少なく、セン馬であることからも息長く走れる馬だと思います。長くいい脚を使えるのがセールスポイントで、今後もそうした武器を生かして活躍してくれるでしょう。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
浦和の現級でもやれる力を持った馬で、扱いやすく、他場でも問題なく力を発揮してくれると思います。（浦和競馬・宇野木博徳調教師）


※ゆう癖があります。

※さく癖があります。（グイバンド使用です）

※2022年12月9日に去勢手術を実施しています。

※2022年1月10日の競走において、発進不良（出遅れ）となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：テクノファーム（インボイス登録あり）