シンキロウ(IRE)　　牝３歳　　※繁殖牝馬（空胎）

シンキロウをご紹介いたします。

父Too Darn Hot (GB) は現役時代、デューハーストS (G1・芝7f) を制して2歳時からその頭角を現すと、3歳時にはサセックスS (G1・芝8f)とジャンプラ賞 (G1・芝7f) を制して現役を引退。初年度産駒が2023年にデビューすると、初年度産駒から愛１０００ギニー勝ち馬のFallen Angel (GB)、G1競走4勝のBroadsiding (AUS) 、2世代目産駒からもフューチュリティトロフィS (G1) を制したHotazhell (GB) が出現。わずか２世代でG1馬3頭を含む１４頭もの重賞ウィナーを送り出しました。また、日本においてもエトヴプレ (IRE) が昨年のフィリーズレビュー (G2) を制し、桜花賞 (G1) においても5着と健闘。まさに今、世界から注目を浴びるスタリオンの1頭で、今年の種付料はなんと９万ポンド (日本円にして約１，７００万円) にまで上昇しています。

母はHeat of The Day (GB) です。本馬のきょうだい、デイアンドナイトは地方競馬で5戦3勝2着1回3着1回という安定感のある走りを披露。また、2代母はクールモアフィリー＆メアクラシック(G1) の勝ち馬Porto Roca (AUS) ですので、本馬のおじにはドバイワールドカップ (G1) を制したモンテロッソがおります。さらに、3代母Antelliere (AUS) から広がるファミリーにはNZインターナショナルS (G1) を制したBluebird the Word (AUS) がいるなど、本馬は世界中で活躍馬が輩出する活力あるファミリーの出身となっております。

本馬は2024年11月17日、京都・ダート1200mの新馬戦でデビューを迎えました。抜群のスタートを決めて先行争いに加わりましたが、その後は徐々に後退してしまい2.5秒差の10着でゴール。その後は次走に向けてトレーニングを続けておりましたが、2025年4月に左前肢繋靭帯炎を発症していたことが判明。現状を考慮し、この度は競走馬としてではなく、繁殖牝馬として上場する運びとなりました。本馬は僅か1戦しか経験しておらず、志半ばでの引退となりましたが、父は日本においても重賞勝ち馬が輩出したToo Darn Hot (GB)、おじにはドバイワールドカップの勝ち馬モンテロッソが名を連ねる優秀な血統背景の持ち主ですので、今後の繁殖牝馬としての活躍を心より願っております。

なお、本馬の手術歴は以下の通りです。

左後肢内側種子骨骨折(2023年5月)
左前肢繋靭帯炎 (2025年4月)

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※ミッドウェイファーム（茨城県行方市蔵川）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）