ジューンシャトル　　牡５歳　　※地方競馬　在籍

父メイショウボーラーはデビュー4連勝で小倉2歳S、デイリー杯2歳Sに優勝。その後のG1ではあと一歩勝ち切れない競馬が続きましたが、4歳を迎えてダートに舞台を移すと詰めの甘さが解消。ガーネットS、根岸SとG3を連勝し、続くフェブラリーSで待望のG1初制覇を飾りました。その後は白星から遠ざかったものの、スプリンターズSで2着に食い込むなど、スピードを生かす距離ならば芝、ダートを問わずに活躍を続けました。種牡馬としても芝、ダートの双方で一流馬が輩出しており、ニシケンモノノフ（JBCスプリントなど重賞4勝）、エキマエ（兵庫CS）、ラインミーティア（アイビスサマーダッシュ）、ショーウェイ（ファンタジーS2着）、キタノヴィジョン（マイルCS南部杯3着）などが活躍。ドラゴンゲート（佐賀がばいダッシュ連覇など佐賀重賞5勝）、フジラプンツェル（プリンセスCなど盛岡重賞3勝）、ツーエムマイスター（盛岡重賞・OROターフスプリント）、ダンツブルース（佐賀・大観峰賞）といった地方競馬の重賞勝ち馬も多く送り出しています。

母系に関しては、叔父にブラックランナー（高知重賞・御厨人窟賞）、いとこにピースワンパラディ（キャピタルS、京都金杯2着、青葉賞3着）がいる他、近親にドリームセーリング（京都ジャンプS）、ホエールキャプチャ（ヴィクトリアマイルなど重賞5勝、阪神JF、桜花賞、ヴィクトリアマイルいずれも2着、オークス、秋華賞ともに3着）、パクスアメリカーナ（京都金杯、アーリントンC2着、マイラーズC3着）がいます。母アナンタンは浦和2勝、門別6勝。他のきょうだいは半兄ホープレスが浦和1勝、半姉ケンタッキークリアが金沢1勝、半妹モンルネが川崎2勝、半弟チュッカが笠松2勝と、4頭全て勝ち上がっています。

2021年の北海道サマーセール出身（517万円）の本馬は、大井・鈴木啓之厩舎から2022年9月23日の大井ダート1200mでデビュー。8頭立ての2番枠を利して先手を取り切ると、直線も二枚腰を発揮して後続をクビ差振り切り、見事デビュー戦で勝利を飾ります。以降はうまくかみ合わず苦戦が続き、6戦して5着1回が最高でしたが、2023年5月の大井1200mでは6頭立ての4番手からメンバー2位の上がりを使って0秒6差の2着に好走。末脚を生かす競馬で4、8、3、7着と善戦を挟みながら迎えた8月の大井1200mでは、11頭立ての後方3番手からメンバー最速の上がりを駆使して鮮やかに差し切り、0秒2差で久々の2勝目を手にします。9月以降は年長馬との戦いになり、上位争いに加わりこそするも勝利が遠く、翌年12月までの14戦で2着1回、3着2回、4着1回、5着3回。2024年12月31日の大井1200m（C1）で14頭立ての11着（1秒6差）に敗れたのを機に、兵庫競馬へ移籍となります。

今の兵庫・保利良平厩舎での初戦は今年1月28日のキルタンサス賞（B2、姫路ダート1400m）。12頭立ての大外枠から3～4番手を追走すると、直線もしぶとく脚を使い、0秒2差の3着に好走します。移籍初戦で久々の勝利へめどを立てた印象でしたが、以降は逃げたり、末脚を生かしたりしながら結果が伴わず、4戦して5着1回が最高。前走は今週4月22日の4歳以上特別（B2、園田ダート1400m）で、12頭立ての中団から伸びを欠き、1秒9差の9着に終わっています。

なお、現在右肩に皮膚病が見受けられます。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
転厩初戦の内容が良かったので期待していましたが、その後はかみ合いませんでした。もう少し短い距離の方がいいのかもしれません。環境を変えることで変わってほしいと思います。（園田競馬・保利良平調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。なお、大井の退厩手当を受給しており、賞金を加算しても大井競馬場への転入は出来ません。

※三重ホーストレーニングセンター（三重県員弁郡東員町大字長深）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
4月29日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉川 潤（インボイス登録あり）