オーサムシャドウ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のドレフォンはストームキャット系のジオポンティ直仔で、3歳時にキングズビショップSとBCスプリントを制いてエクリプス賞最優秀短距離馬に選出。4歳時にはフォアゴーSに優勝し、翌2018年から本邦で種牡馬入りしています。初年度産駒のジオグリフが皐月賞を制覇し、その後も豪G1のVRCメルボルンC2着のワープスピードをはじめ多数のオープン馬を輩出。今年はウォーターリヒトが東京新聞杯、アドマイヤデイトナがUAEダービー、ミッキーファイトはアンタレスS、そしてマテンロウコマンドは兵庫チャンピオンシップに勝利しており、産駒は芝、ダート、また距離の長短を問わず活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のシャドウストリームは1勝。半兄のマルカブリスクが2勝、シャドウゲームは地方競馬で11勝、半姉のシャドウカラーズは平地と障害で各1勝、シャドウダッチェスも1勝するなど、きょうだいは８頭が勝ち鞍をあげています。２代母のケイウーマンはGⅢ京都４歳特別の勝ち馬で、ローズSなど重賞で4度の2着。叔父にダイヤモンドSを制したモンテクリスエス、伯父には札幌記念３着のマチカネキララがいます。遡ると４代母リヴァーレイディの仔に仏2000ギニーやイスパーン賞を制したリヴァーマン、曾孫には英愛の2000ギニーなどG1を7勝したロックオブジブラルタルがいます。

本馬は2025年1月18日の中京ダート1400mでデビューし12着。馬体重は436キロでした。中団外目からの追走となり、直線でも伸びがなく勝ち馬から2秒3離されてのフィニッシュでした。
2月の京都では芝1600m戦に使われました。ゲートで後手となったものの中団のやや後ろの位置取りからレースを進めるも、追われてからはじりじりとしか伸びず11着。1着馬からの着差は1秒6でした。
その後は休養を挟んで、5月3日の新潟芝1400m戦で復帰。好位の内目を追走しましたが、勝負処で追われてからの手応えが悪く12着敗退。勝ち馬からは1秒6離されていました。
前走がマイナス14キロの馬体重での出走だったように、カイバ食いが安定しません。体力的にもJRA続戦していくには辛い現状であり、地方でリスタートするほうがこの馬にとっていいとの考えから今回のオークションへ出品させていただきました。
地方でリスタートして、レースを使いつつ力をつけていってもらいたいところです。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※右後肢の繋に1歳時に負った外傷の痕があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：飯塚 知一（インボイス登録あり）