ケイツーペニー　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアメリカンペイトリオットはウォーフロントの産駒で、米G1メイカーズ46マイルSを制覇。2018年から本邦でスタッドインし、初年度産駒からスプリングS勝ち馬のビーアストニッシドや葵S3着のブレスレスリーなどを輩出。その後もシルフィードレーヴが小倉2歳Sで3着、高知所属のグラインドアウトは佐賀の花吹雪賞など重賞を2勝し交流重賞の関東オークスで3着に入りました。JRAではこれまでに4頭のオープン馬が誕生しており、ラケマーダは今年の小倉大賞典で3着。また地方競馬では名古屋のプライムデュークがペガスターC、佐賀のオモチチャンはル・プランタン賞で重賞制覇を果たしています。

いっぽうの母系ですが、母のクルスブランカは未勝利。2代母のヴェラブランカは2勝。叔父に2022年のジャパンC優勝馬ヴェラアズールがいます。遡ると3代母のアドマイヤサンデーはGⅡ阪神牝馬特別の2着馬で、同馬の仔には阪神JFとオークスを制したトールポピー、秋華賞馬でエリザベス女王杯でも2着のアヴェンチュラ、共同通信杯など重賞を3勝し皐月賞でも3着に入ったフサイチホウオー、全日本2歳優駿2着のナサニエル、チューリップ賞2着のアドマイヤメガミがいます。また5代母のマデリアは仏オークスなどG1を3勝しており、その産駒に仏G1サンタラリ賞を勝ったムーンライトダンスがいます。

本馬は2023年の北海道サマーセールで297万円にて取引されています。
2024年9月15日の中山芝1200m新馬戦でデビュー。馬体重は446キロでした。中団からの追走となり、出走メンバー中第3位の上がり3ハロンをマークして前との差を詰めたものの勝ち馬から1秒3差の10着敗退でした。
中2週で新潟芝1600m戦に出走も1秒8差の10着に敗れ、12月の中山芝1600m戦では勝ち馬から2秒4離された15着敗退。その後は休養を挟み今年3月の中山芝2000mに出走も、2秒4差の12着に敗れています。
4月5日の中山ではダート1200m戦に使われ、16頭立ての7、8番手からレースを進めたものの勝負処から手応えが怪しくなり11着。1着馬からの着差は1秒8でした。そして5月4日の東京ダート1400m戦ではゲートでやや後手となり、後方から3、4頭目を追走も伸びがなく勝ち馬から2秒5差の14着。レース後に３走成績による出走制限を課せられています。
ここまで6戦に使われましたが、スピード不足なのが否めません。そこでJRAでの続戦を諦め、地方でリスタートすべく今回のオークションへ出品いたしました。
環境を変えて、地方のダートで使いつつの良化を待ちたいところです。
なお本馬は運動中や馬場入り時に後ろに付けられると尻っ跳ねをして嫌がるところがあります。後ろに付けないように注意して下さい。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：楠本 勝美（インボイス登録あり）