シンクロボンバイエ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアドマイヤマーズはダイワメジャーの産駒で、デビューから4連勝で朝日杯FSを制して2018年の最優秀2歳牡馬に選出されると、翌年はNHKマイルCと香港マイルに優勝しました。2021年からスタッドインしており、現3歳の初年度産駒から新潟芝1800mの2歳レコードを更新し3歳初戦のクイーンCでは重賞初勝利、さらに桜花賞でＧⅠ初制覇を果たしたエンブロイダリーが輩出されています。ほかにナムラクララがリステッドの紅梅Sに勝ち、テレサ、ジャルディニエ、ルージュラナキラの牝馬3頭が1勝クラスの特別戦に勝利して2勝目をマーク。これまでに18頭がJRAで勝ち上がっています。

いっぽうの母系ですが、母のイルミナルは未勝利。2代母のクルミナルは桜花賞2着馬で、オークスでも3着。叔母のククナは七夕賞、中山金杯など重賞で4度の2着、叔父のアライバルはスプリングSと新潟2歳Sの2着馬。遡ると3代母のクルソラは銀杯大賞などアルゼンチンのG1を2勝しており、同馬からはサウジアラビアロイヤルC勝ち馬のアルテヴェローチェ、シリウスS2着のピオネロ、新潟記念2着のセレシオンなどが出ています。また4代母のカロリカはアルゼンチンのG2アブリル賞を制しG1の CEディスタフで3着、3代母の半弟コルサローネはG2エンサヨ賞など重賞を2勝しています。

本馬は2024年12月15日の中京芝1400m新馬戦でデビュー。馬体重は404キロでした。好位集団を追走しましたが、勝負処から手応えが怪しくなり8着。勝ち馬との着差は1秒2でした。
休養を挟み今年3月2日の小倉芝1800mから再始動。中団からレースを進めたものの、徐々に位置取りが悪くなり1着馬から4秒0離された14着に敗れています。そして4月24日には名古屋の1500m交流戦に使われ、前半は中団を追走も向正面から位置取りが悪くなりそのまま11頭立ての10着敗退。勝ち馬からは3秒3離されていました。
現状は体のサイズが小さく、良化には時間がかかりそうです。JRAで続戦するよりも、地方でリスタートしたほうがいいとの判断から今回のオークションへ出品いたしました。
レースを使いつつ、馬体の成長を待ちたいところです。

なお、本日5月8日に馬房内で顔に傷が出来ていることを確認しております。写真をご参照ください。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 和美（インボイス登録あり）