ナムラロビン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアルアインはディープインパクト産駒で3歳時に皐月賞を1分57秒8のレースレコードで制し、古馬になってからは大阪杯に優勝。ほかに毎日杯に勝ちマイルCSでは3着に入っています。2020年から種牡馬入りしており、初年度産駒のコスモキュランダが弥生賞ディープインパクト記念を制覇し皐月賞とセントライト記念で2着、さらにAJCCでは3着。またカズゴルティスはダート戦を連勝して3勝クラスに在籍中です。2年目産駒となる現3歳世代ではエンドレスサマーが新馬勝ち後の函館2歳Sで3着となるなど、これまでに10頭がJRAで勝ち上がっています。

いっぽうの母系ですが、母のナムラシゲコは1勝。半兄のナムラビクターはアンタレスSを制しチャンピオンズCで2着、ナムラアラシはJRAで7勝後に地方競馬で6勝、ナムラシンウチはJRAで3勝し川崎の交流戦を含め地方競馬で7勝、ナムララオウとナムラカミカゼは3勝、ナムラマサシゲは2勝、半姉のナムラキヌも2勝をあげています。伯父にGⅡのNHK杯やプロキオンSなど重賞4勝を含む6勝をマークし移籍先の高知で21勝をあげたナムラコクオーや京成杯2着のマイネルヤマト、地方競馬で16勝し笠松の東海ゴールドCに勝利したヘイセイクラウドがいます。

本馬は2024年12月28日の京都芝2000m新馬戦でデビューし14着。馬体重は490キロでした。後方3頭目からレースを進め、向正面半ばからは前との差を詰めていったもののラストで伸びがなく1着馬から3秒3差でした。
今年1月には高知の1900m交流戦にエントリーしましたが、ゲートで後手となり後方からの追走となりました。道中からは徐々に馬群との差が広がってしまい、11頭立ての9着でのフィニッシュ。勝ち馬からは3秒2離されました。
そして4月26日の京都ダート1800m戦では、後方から2頭目の位置取りとなり勝負処から少しずつ差を詰めるも2秒8差の11着敗退でした。
体やフットワークは良いものの、騎乗者の扶助に反抗したり、角馬場で急に止まったり、尻っ跳ねをするところがあるなど、我儘な気性で強い調教が出来ない現状です。良化には時間が掛かりそうで、頭数整理の都合もありこのたびのオークションへ出品いたしました。
気難しい面が改善されれば、変わってきそうです。
なお本馬は馬場入りにリードホースが必要です。また栗東トレセンの施設だと調教場までの導線が長いので、集中力が続きません。いっぽうで人間を試すようなズル賢い面があります。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・ナイラの腫れ
・左前裏太さ・反応あるが疲れからのもの　エコー確認済
・右前管内側骨瘤
・全身皮膚病

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈村 睦弘（インボイス登録あり）