ピエナイオス　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のレイデオロはキングカメハメハ産駒2頭目の日本ダービー馬。4歳秋には天皇賞を制したほか、3歳時のジャパンCと4歳時の有馬記念で2着に入っています。2020年からスタッドインしており、現4歳の初年度産駒ではアドマイヤテラが菊花賞で3着に入り、サンライズアースが阪神大賞典で重賞制覇。さらにトロヴァトーレがダービー卿CTに勝ち、ミナデオロはリステッドの白百合Sに勝利しています。また現3歳世代ではカラマティアノスが共同通信杯2着、ウォーターガーベラがチューリップ賞2着、ボンヌソワレはフィリーズレビューで3着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のイオスは1勝。半姉のコミカライズとララマカロンが2勝、ラララルジェスは1勝、ダヴォスは大井で4勝、半兄のエピキュリアンは1勝をあげています。2代母のチューニーはクイーンCに勝ちオークスでは2着。叔母のトロワボヌールは船橋のクイーン賞など地方交流重賞を3勝しJBCレディスクラシックで2着、叔父のフジマサエンペラーは東京スポーツ杯2歳Sで2着に入っています。また本馬の従姉妹にあたるゲッカコウはフラワーCの2着馬。遡ると4代母のマジックオヴライフは英G1コロネイションSを制しており、同馬からは南アフリカでG1を5勝のイナーラが出ています。

本馬は2023年の北海道セレクションセールで1980万円にて取引されています。
2025年2月22日の京都ダート1400m新馬戦でデビューし14着。馬体重は420キロでした。ゲートで後手となり、後方2頭目からの追走となりました。3コーナー過ぎからは馬群からやや離され、直線でも伸びがなく勝ち馬から4秒1離されてのフィニッシュでした。
5月4日の京都芝1400m戦ではゲートの出は改善したものの後方から3、4頭目の位置取りとなり、追われてからも伸びがなく18頭立ての17着敗退。1着馬との着差は2秒8でした。
これまで2戦に使われ、走る気持ちは出ているものの成長途上で体が付いて行かない現状です。スクミ易い体質も成長途上の要因なのかも知れません。そこでJRAで続戦するよりも、地方でリスタートして成長を待つほうがこの馬にとっていいとの結論から、このたびのオークションへ出品いたしました。
地方のダートで使いつつ良化を待ちたいところです。

なお、現在左前管外側に骨瘤が見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：本谷 兼三