トラファルガー　　セン５歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬の父リオンディーズは芝のマイル戦線やクラシック路線で活躍した一流馬ですが、産駒はその名に恥じぬ成績を収めています。記憶に新しいのは先日の皐月賞で見事優勝をしたミュージアムマイル（皐月賞ＧⅠ、朝日杯フューチュリティＧⅠ2着）や昨年の天皇賞・春を制したテーオーロイヤル（天皇賞・春ＧⅠ、阪神大賞典ＧⅡ、ダイヤモンドＳ）など、中央競馬でＧⅠ馬を輩出しており、ダート戦線でも産駒が活躍中です。その代表産駒のサンライズホークは芝でデビューしましたが、ダート路線へ矛先を向けると４連勝し、一気にオープンまで駆け上がりました。その後、地方交流重賞へ参戦すると、JpnⅢ競走を３連勝し、地方の馬場にも高い適性があることを証明しています。その他にも現役４歳馬のロードクロンヌもダート路線に変更後は未勝利戦から4連勝し、勢いのままにマーチステークスGⅢに参戦し3着との活躍期待されるところです。
本馬は中央競馬でデビューし、障害競走において結果を残してきました。障害に限った戦績は(1-2-1-9)で4.5着も3回あり、獲得賞金は2000万円を超えています。そして2走前に見事優勝し、障害馬としての適性の高さを証明していたのですが、前走後に、エコー検査を受けた結果、屈腱炎を発症していることが判明しました。損傷率は7％と、休ませて再起を図ることも検討しましたが、所有頭数の見直しを図っていることもあり、断腸の想いで上場を決断した次第です。
能力発揮には数か月の休養が必要と見込まれますが、脚元が回復し、環境がフィットするようであれば本来の力強い走りを取り戻してくれるのではないかと期待しています。

落札後のキャンセルや価格交渉、経費負担のご要望には一切応じられませんので、上記を十分にご理解いただき、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い申し上げます。すぐにレースへ向かえる状況ではありませんので、不安がある方は現地で獣医検査を受けるなど、事前に状態把握をしていただくか、ご納得をいただいたうえで、ご入札をいただけますと幸いです。


※2025年4月26日の競走中に、左前浅屈腱炎（損傷率7%）を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※2022年11月4日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：田畑 利彦（インボイス登録あり）