ビヨンドザタイム　　牡６歳　　※中央競馬　登録抹消

父ダイワメジャーはダートで初勝利を挙げ、スプリングS3着から皐月賞に駒を進めると、10番人気の低評価を覆して快勝。クラシックの舞台で芝初勝利を挙げました。その後も重賞タイトルを積み重ね、5歳秋には毎日王冠、天皇賞・秋、マイルCSと3連勝。翌年には安田記念、マイルCSを制し、引退レースとなる同年の有馬記念3着までにG1・5勝を含む重賞8勝を挙げました。スピードの持続力を生かして前々から押し切る競馬を得意とし、瞬発力勝負が得意な他のサンデーサイレンス産駒とは一線を画した一流馬で、種牡馬としても、その特徴を産駒に伝えています。初年度産駒からNHKマイルCの覇者カレンブラックヒルを出し、以降もコパノリチャード、メジャーエンブレム、レーヌミノル、アドマイヤマーズ、レシステンシア、セリフォス、アスコリピチェーノと芝G1馬が輩出。ダートでもブルドッグボス、ノーヴァレンダといったG1馬を出しているほか、海外でも仏G1ロイヤルオーク賞連覇のDouble Majorを送り出している大種牡馬です。

母系に関しては、母ウメノファイバーがオークス、京王杯3歳S、クイーンC勝ちの実績馬。甥にヴェルデグリーン（オールカマー、AJCC）、グリューネグリーン（京都2歳S）、サンリヴァル（皐月賞2着）、ヴァンケドミンゴ（福島記念2着）がいる他、近親にウインラディウス（京王杯SC、東京新聞杯、富士S）、ミスパンテール（阪神牝馬S、ターコイズS連覇、京都牝馬S）、サンデーウェル（セントライト記念）がいます。兄姉は半兄コウメイグリーンが笠松2勝、ノーブリーがJRA芝2勝、グレルグリーンがJRA芝1勝、半姉ジョイチャイルドが笠松3勝、水沢1勝、アンフィルージュがJRA芝1200mで3勝、ティアマトが浦和1勝、金沢4勝と、12頭中6頭が勝ち上がっています。

本馬は、2021年10月10日の東京芝1600mでデビュー。まずまずのスタートから17頭立ての5番手に付けると、直線でメンバー3位の上がりを使い、0秒9差の4着に入ります。次戦は中2週の同舞台で、出遅れて11頭立ての最後方追走となりましたが、3～4コーナーで中団に上がると、直線でメンバー最速の上がりを発揮し、粘る逃げ馬と並んで同着で初勝利を収めます。

昇級後はなかなかかみ合わない競馬が続いて上位争いも難しく、17戦して2着1回（新潟芝1000m）を含め掲示板が3回。先週5月4日は初障害で新潟戦に臨みましたが、スタートの瞬間に立ち上がって14頭立てで1頭離れた最後方追走となると、最後まで追い上げられず28秒8差の12着（2頭が落馬競走中止）に終わっています。

障害にも使いましたが、気持ちの面で続かなかった印象です。

検査は受けていませんが、調教時からのどの異音は気になっているので、影響が出ているかもしれません。現状をご理解いただき、不安のある方は必ず事前に獣医検査を受けるなど、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をよろしくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) レッドマジック（インボイス登録あり）