エイシンセラフィム　　牡５歳　　※地方競馬　在籍

父ジャスタウェイは22戦６勝。主な勝ち鞍は天皇賞秋(G1)、安田記念(G1)、ドバイデューティーフリー(G1)、中山記念(G2)、アーリントンカップ(G3)。代表産駒にはダノンザキッド(ホープフルS、G1)、ヴェロックス(皐月賞G1、2着、日本ダービーG1、3着)、マスターフェンサー(名古屋グランプリG2)、テオレーマ(JBCレディースクラシックJPN1)など芝ダート問わず産駒が活躍しています。

母エイシンフェアリーは中央芝1200mで2勝を挙げたスプリンターです。半弟エイシンワンドは新馬勝利後に、小倉2歳S(G3)を勝利しました。半妹エイシンポリシーも中央で1勝を挙げています。祖母タイキマーメイドはマーメイドS(G3)で3着。叔父のヒットジャポットは中央5勝を挙げオープンまで出世し、そのうちの4勝は1600mでした。近親のタイキブライドルは中央5勝し、プリンシパルS、東風S、オーシャンSなどを勝利。またダービー卿CT(G3)2着、マイラーズカップ(G2)2着、京王杯SC(G2)3着など、重賞勝利まであと一歩のところまでの能力を示しました。

本馬はここまで10戦1勝。2歳9月25日中京芝2000mでデビューします。レースは中団5番手からの競馬となりましたが、勝負所で置かれ気味になり4コーナーでは最後方になりますが、直線はじりじりと脚を使い盛り返しての6着でした。続く2戦目はダート1800に出走。ここでも道中、行き脚がつかず後方からの競馬となりますが、先行有利の流れの中、鋭く追い込み2着と、ダートで変わり身を見せます。続く3戦目阪神ダート1800mでは、中団から流れに乗り、4コーナーでは外に回されながら直線は力強く抜け出し、3馬身半差の快勝で初勝利を挙げます。しかしその後のレースでは見せ場を作れず、以前から症状のあった喉なりの症状も悪化し、その影響もあってか、クラスの壁に阻まれる形になります。23年10月21日の岩船特別(1勝クラス)9着後、右前肢蟻洞の治療と、喉なり手術のため約18か月の休養に入ります。中央復帰に向け調教を重ねていましたが、25年1月に中央登録を抹消し園田競馬に転厩。約1年6か月ぶりの実戦では園田B1、1400mに出走し後方待機から、向こう正面から押上げ、4角では3番手に上がりますが直線は伸びを欠き、勝ち馬から3,4秒離された4着となります。中20日で挑んだ園田1700mではいつも通り後方待機、向こう正面から進出を狙いますが、反応一息でポジションを上げれず、後方のまま11着と大敗。続く前走もシンガリ負けと復帰してからも厳しい内容が続きこの度オークション出品となりました。現状確認の上ノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討宜しくお願い致します。

【本馬についての現状説明】
長期休養明けから園田で３走しました｡喉鳴りの手術をしていますが､調教時に少し音は聞こえるもののレースでの影響は許容範囲だと考えております｡競馬ではどうしてもダッシュがつかず位置取りは後方からになります｡トモの緩さ､腰の弱さもありますので、出走を重ねながらその辺がしっかりすれば良い競馬ができるのではないでしょうか｡（園田競馬・森澤友貴調教師）


※2024年10月10日に喉鳴りの手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬場・森澤友貴厩舎（兵庫県尼崎市田能）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井 克彦（インボイス登録あり）