リオンラファール　　セン６歳　　※地方競馬　在籍

父のリオンディーズはキングカメハメハと日米オークス馬シーザリオとのカップリングから誕生し、朝日杯FSに優勝して2015年の最優秀2歳牡馬に選出。2017年からスタッドインし、初年度産駒であるテーオーロイヤルが天皇賞（春）を制覇しました。またミュージアムマイルは皐月賞を制し、朝日杯FSで2着に入っています。ほかにアナザーリリックが福島牝馬S、インダストリアはダービー卿チャレンジT、ジャスティンロックは京都2歳Sに勝利。ダートではリプレーザが兵庫チャンピオンシップに勝ち、サンライズホークはかきつばた記念など交流重賞を3勝しています。産駒は芝、ダート問わず活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のソラコマチは1勝。半兄のジェネティクスはオープン特別のりんくうSに勝利するなど5勝、レゴリスは園田で3勝後にJRAで1勝をあげ高知で1勝、ラッキーカイザーは門別で1勝後に大井で4勝、半弟のファイツオンは2勝をマークしています。2代母のブイルージュは3勝をあげ、伯父のブイコナンは2勝、叔母のイルルージュは1勝。遡ると3代母のハツピーガーランドからはユニコーンSに勝ったユビキタスが輩出されています。また3代母の全兄ハツピープログレスは安田記念を制覇するなど重賞を6勝しマイルCSでも2着に入っています。

本馬は2020年の北海道サマーセールで1155万円にて取引されています。
2021年9月11日の中山ダート1200m新馬戦でデビューし8着。10月30日の東京ダート1300m戦では中団追走から差を詰めて3着に入っています。中2週の同距離戦3着後は、暮れの中京戦で9着。そして2022年1月10日の中山ダート1200m戦では3コーナーで2番手の外につけ、直線で前の馬を交わし後続に1馬身半差をつけて初勝利をあげています。
中1週の昇級戦では中団追走も３～４コーナーでまくり気味に前へ進出して２馬身半差の２着。３月の中山ダート1200m戦4着後は挫跖のため休養に入り、5月24日には去勢手術を実施しました。
2023年1月の中山ダート1200m戦で復帰し8着。以降もダートの短距離を使われ、7月8日の福島1150m戦と23日の札幌1000m戦で4着、8月12日の同距離戦では5着に入りました。もっともその後は右前蹄の蟻洞と左前繋靭帯部の腫れから長期休養を余儀なくされ、2024年10月20日の新潟ダート1200m戦で復帰するも11着。12月28日の中山ダート1200m戦で15着となるとJRAから浦和競馬へ移籍しています。
浦和では今年2月の1500m戦で3着、3月の1400m戦と4月の1400m戦では5着となりましたが、5月5日の調教後に左前近位種子骨の骨折が判明。手術が必要で全治6ヵ月以上との診断で、協議の結果ファンド解散となり今回のオークション出品となりました。
お時間をいただきますが、復帰すれば地方のダートで活躍してくれるものと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
もともと左前繋靭帯に不安を抱えている馬だったので注意しながら進めてきたのですが骨折の発症は残念です。（浦和競馬・宇野木博徳調教師）


※5月5日の調教後に左前近位種子骨の骨折が判明。手術が必要で全治6ヵ月以上との診断を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※浦和競馬野田トレーニングセンター・宇野木博徳厩舎（埼玉県さいたま市緑区上野田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）