ペルセイズ　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父のダノンレジェンドはマッチョウノ産駒の外国産馬として、JBCスプリント、東京盃、カペラS、クラスターCなどダート短距離で重賞9勝をあげました。2017年からスタッドインしており、初年度産駒のミッキーヌチバナがアンタレスSを制覇。またハッピーマンは交流重賞の兵庫ジュニアグランプリを制し全日本2歳優駿でも2着となるなど、これまでにJRAで9頭のオープン馬が誕生。地方競馬ではスペシャルエックスが道営スプリントや兵庫ウインターCなど重賞を5勝し兵庫ジュニアグランプリ2着、兵庫ゴールドTでは3着、またサヨノネイチヤは大井記念など南関東の重賞を3勝しています。

いっぽうの母系ですが、母のメドゥーサは未勝利。半姉のワッチーマシェリは地方競馬で3勝しています。伯母のブランネージュはフローラSの2着馬、叔父のボンナヴァンが3勝、ナチュラルリバーは4月末の福島で2勝目をマーク。また2代母コードネームの半弟ヴィジュネルは平地で4勝をあげてオープン入り後に障害で2勝しています。遡ると4代母のトリッキーコードは米G2サンタイネスSの勝ち馬で、G1オークリーフSで3着。同馬の仔にマイルCSと香港マイルに優勝するなど重賞4勝をあげ2005年の最優秀スプリンターに選出のハットトリックがいます。

本馬は2024年2月11日の東京ダート1600m新馬戦でデビューし2着。3番手の外からレースを進め直線半ばでは先頭に立つも、勝ち馬に差され0秒3差での入線でした。
中1週の阪神1400m戦で7着、4月の福島1700mでは8着でしたが、5月19日の京都ダート1400m戦では5番手追走から4着。以降同距離戦で5着、11着となり、8月7日の川崎1600m交流戦では5着。同レースをもってJRAから川崎競馬へ移籍しました。
川崎では10月10日の1500m戦から始動し3着。中1週の浦和1400m戦からは3戦連続で2着となり、今年1月4日の川崎1400m戦11着後に名古屋競馬へ再移籍しています。
名古屋での初戦となった1月29日の1700m戦では、2番手追走から勝負処で先頭に並びかけるとそのまま突き放して2馬身半差をつけて初勝利をあげました。中1週の1500m戦こそ9着敗退も、以降は逃げ、もしくは先行策で2着、3着、3着、4着と惜敗が続きます。
そして5月6日の1500m戦では逃げるも4コーナー伸びを欠き8着。レース後に右前第三中手骨に小さな骨折線が入っていることが判明し、関係者で協議したところファンドを解散することになり今回のオークションへ出品いたしました。
4月に入り右前にソエの症状が出ており、ショックウェーブ治療を行いつつ続戦していました。骨折の程度は軽いものの、獣医師から1か月は休ませる必要があるとの診断を受けています。少し休ませれば、また活躍してくれるものと考えています。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

以上、現状をご理解いただき、不安のある方は必ず事前に獣医検査を受けるなど、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をよろしくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
レース直後から右前脚に触診反応があり、翌日も歩様が良くなかったんです。あれだけ走れなかったのは、ジョッキーもコメントしているように脚がチクチクしていたんだと思います。この中間もソエには治療をおこなっていたのですが、コンスタントに使っていた馬ですし、一気に疲労がきてしまったのかもしれません。転厩直後に初勝利を挙げ、その後も惜しい走りを続けていましたし、何とかしたい気持ちでいっぱいだっただけに、本当に悔しい限りです。骨折の程度は軽いものですし、少し休ませれば問題ないとは思います。（名古屋競馬・今津博之調教師）


※イレ込んだ際に旋回することがあります。

※ノドが擦れることがありますが特に問題はなく、検査しておりません。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・今津博之厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月13日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）