カスミヅキ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアドマイヤムーンはエンドスウィープの直仔で、2007年にはドバイデュ－ティフリー、宝塚記念、ジャパンCと年間GⅠ3勝。同年のJRA賞年度代表馬に選出され、翌年よりスタッドインしています。これまでに2018年に春秋のスプリントGⅠ制覇を果たしたファインニードル、高松宮記念優勝のセイウンコウセイ、2度のGⅠ2着惜敗も京阪杯、アイビスサマーダッシュ、セントウルSと重賞3勝のハクサンムーンなど8頭のJRA平地重賞ウイナーを輩出。自身は国内外の1500m～2400mで10勝をあげましたが、産駒は短距離戦線での活躍が顕著です。

いっぽう母系を目に移しますと、母のユメカスミは佐賀で3勝。叔父のアウスヴァールは6歳となった昨春に条件クラスを卒業し函館記念で3着、オールカマーでは2着に入っています。また3代母のカネツテンビーはJRAで6勝をマークし、GⅡ時代のCBC賞で2着。遡ると3勝をあげた4代母のプロポーションの孫に、JRAで5勝をマークしオープン入りを果たしたスターバリオンがいます。さらに5代母のヘーゼルブロンドは朝日杯3歳Sの3着馬で、同馬の仔オンステージは5勝、曾孫にあたるゴールデンドリームは福山の重賞プリンセスCの2着馬です。

本馬は2024年11月24日の東京芝1800m新馬戦でデビューし13着。馬体重は444キロでした。スタートダッシュがつかず、後方2頭目からの追走となります。勝負処から追われたものの伸びがなく、勝ち馬から3秒9離されてのフィニッシュでした。
中1週の中京ダート1800m戦では中団からレースを進めるも、1着馬から4秒9差の12着。今年1月の中山ダート1800m戦では5番手の外に付けたものの、3コーナーから位置取りが悪くなり15着敗退。勝ち馬との着差は5秒7で、タイムオーバーによる出走制限を課せられています。
休養を挟み4月5日の中山ダート1200mで復帰するも、中団追走から2秒6差の14着。そして5月8日の船橋1600m交流戦では中団のインからレースを進めるも徐々に位置取りが悪くなり7着。1着馬からは3秒6離されていました。
ここまで5戦に使われましたが、中央では力不足が否めず、前走の地方交流戦でも結果が出ませんでした。地方の環境でリスタートして、使いつつ力を付けていくほうがいいとの考えから、このたびのオークションへ出品いたしました。
使いつつの変わり身に期待です。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※スピリットファーム（茨城県牛久市奥原町・リトルブルーファーム内）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
5月17日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) リトルブルーファーム（インボイス登録あり）