ホワイトマジック　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

ホワイトマジックをご紹介いたします。

父はタリスマニック (GB) です。現役時代はドバイ、アメリカ、フランス、香港に遠征し、高い適応能力とレースセンスを武器に、コースレコードで駆け抜けたBCターフ (G1) など重賞3勝の成績を収め、日本で種牡馬入りを果たしました。初年度産駒からはファルコンS (G3) 3着、函館スプリントS (G3) ４着のオープン馬サウザンサニー、オークス (G1) 5着入着を果たしたランスオブクイーン、地方競馬においても東京ダービーTRを制し、東京ダービーでは3着入着を果たしたナンセイホワイト、無傷の３連勝で留守杯日高賞 (水沢・重賞) を制したエレノーラ、プリンセスC (盛岡・重賞) を制したエイシンナデシコなどが出現。産駒は芝・ダートを問わず活躍を続けています。

本馬のおじスプラウティングはJRAダート3勝クラスにおいて2着入着の実績の持ち主で、その後水沢競馬場に移籍すると初戦の栗駒賞 (重賞) を快勝。また、いとこにはナタルマS (G1) の勝ち馬Wild Beauty (GB) がおります。また、ヘイドックスプリントC (G1)、モーリスドゲースト賞 (G1) の勝ち馬である3代母チェロキーローズ2 (IRE) から広がるファミリーには、エクリプスS (英・G1・芝2000m) を制したMukhadram (GB)、英セントレジャー (G1) や香港ヴァーズ (G1) の勝ち馬であるMastery (GB)が、さらに近親には英2000ギニー (G1)、サセックスS (G1) と英・芝マイルG1競走2勝のNotable Speech (GB) も名を連ねるなど、本ファミリーからはスピードに秀でた活躍馬が多数輩出しています。

本馬は2024年12月28日、中山・ダート1200m戦でデビューを迎えました。レース前の評価は3番人気の本馬でしたがスタート後の進みが悪く、終始後方を追走するレースとなってしまい、2秒7差の13着でゴール。その後一度休養を挟み、2025年3月30日の同条件戦に出走。ここではスタートを決めて馬群のイン6番手からレースを進めます。3-4コーナーあたりのペースアップ時に後退してしまったものの、最後まで止まることなく脚を伸ばして1.4秒差の11着でゴール。着順・タイム差を縮め、着実な進境を見せていた本馬でしたが、同年5月3日の新潟・ダート1200m戦において、出遅れて後方からの競馬となり、直線においても前との差を埋められず2.2秒差の14着となったタイミングで、現状の能力ではJRA競走において勝ち上がりを決めるには時間を要する、との判断に至りこの度の上場となりました。

本馬は未だキャリアが僅か3戦と心身ともに幼さを残す現状です。新天地で更なる鍛錬を積み、秘めた才能を開花させて欲しいと願うばかりです。

なお、本馬は2023年11月(1歳時)、右前肢に枝部繋靭帯炎（内側）が見つかったため、同月にデブリードメント手術を実施しております。2024年5月より騎乗運動を再開し、その後問題は見られていません。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
5月17日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）