本馬について
父ジョーカプチーノは23戦6勝。主な勝ち鞍はNHKマイルカップ(G1)、シルクロードS(G3)、ファルコンS(G3)。主な産駒はジョーストリクトリ(ニュージーランドTG2)、ナムラリコリス(函館2歳SG3)、シナモンスティック(UHB賞OP)、キタノリューオー(師走S)、サンデイビス(京都ハイジャンプJG2)、ジョーアラビカ(道頓堀S3勝クラス)など、芝ダート問わず、父親譲りのスピードを武器に活躍しています。
母エーシンエムディーは30戦3勝。芝1200mで3勝を挙げました。半兄テーオーステルスは中央ダート5勝のオープン馬で活躍中。半妹エイシンナデシコはプリンセスカップ(盛岡重賞)を勝利し、先日の東京プリンセス賞(大井重賞)でも4着と好走しました。祖母エイシンルーデンスはチューリップ賞(G3)、中山牝馬S(G3)を勝利し中央5勝の活躍。叔母エイシンリジルは中央地方で6勝を挙げセントウルS(G2)まで駒を進めました。近親にはエイシンヴァラー(黒船賞、指定校流G3)、エイシンバッケン(根岸SG3、3着)など、活力あるファミリーラインとなります。
本馬は12戦0勝。2歳9月18日に阪神ダート1400mでデビューを向かえます。最内枠から前半3ハロン35,2の流れを後方に控え、直線は馬群の間を付いて鋭く伸びますが、外の馬との追い比べで劣り2着となります。続く2戦目は10月7日京都ダート1400mに出走。前半3ハロン34,8の流れを中団外で流れに乗りますが、3,4コーナーで手応えが悪くなり直線見せ場なく13着と敗れます。3走目は3か月の休養を挟み3歳1月13日小倉ダート1700mに出走。距離延長でスタートから楽に先行し道中3番手で流れに乗ります。向こう正面からペースアップする持久力比べのレースでしたが、4コーナー2番手で回り見せ場は作るも、直線は伸びを欠き8着と敗れます。その後、次走に向けて調整していましたが、3歳3月17日の調教後、歩様が乱れ、検査の結果、右骨盤骨折全治3か月の診断を受け休養に入り3月28日中央登録を抹消。約11か月の休養を経て園田競馬へ入厩します。長期休養明けの園田1400mC2クラスでは9着となりますが、復帰3戦目では中団後方に控え終始良い手応えでインから進出しますが、勝負所で前が壁になり脚を余し気味の2着も初勝利に向け目処は立てた内容を見せました。しかし、その後コンスタントにレースに出走するものの、勝ち負けに加わることができず、このタイミングでオークション出品の流れとなりました。中央時代のポテンシャルを考慮すれば、能力は地方競馬では十分通用するはずで、新天地で立て直しを計ればまだまだ、期待できる1頭だと思います。現状確認の上ノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討のほどお願い致します。
【本馬についての現状説明】
調教では良い感じで動ける馬ですが、調教の雰囲気でレースで走れず近走は短距離を試してきました。
気持ちひとつで変わり身があってもよい馬だと思います。(園田競馬西脇・渡瀬寛彰調教師)
※2024年3月22日(3歳時)に右後肢、腸骨骨折が判明。2024年12月に競走復帰しています。
※南関東4競馬場への転入はできません。
※株式会社ホースライフ(兵庫県西脇市合山町)に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月17日(土)より落札者様の預託料負担となります。
販売申込者:平井 克彦(インボイス登録あり)
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