ラントゥリーダンス　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

本馬の父リオンディーズは芝のマイル戦線やクラシック路線で活躍した一流馬ですが、産駒はその名に恥じぬ成績を収めています。記憶に新しいのは先日の皐月賞GⅠで見事優勝をしたミュージアムマイル（朝日杯フューチュリティS・ＧⅠ2着）や昨年の天皇賞・春を制したテーオーロイヤル（阪神大賞典ＧⅡ、ダイヤモンドＳG3）など、中央競馬でＧⅠ馬を輩出しており、ダート戦線でも産駒が活躍中です。その代表産駒のサンライズホークは芝でデビューしましたが、ダート路線へ矛先を向けると４連勝し、一気にオープンまで駆け上がりました。その後、地方交流重賞へ参戦すると、JpnⅢ競走を３連勝し、地方の馬場にも高い適性があることを証明しています。その他にも現役４歳馬のロードクロンヌもダート路線に変更後は破竹の勢いで4連勝し、マーチステークス（GⅢ）に参戦して3着に入るなど活躍が期待されるところです。
母プリンセスネージュの産駒には4900万円以上の賞金を獲得したプリンセスヨウクがダートを主戦場に中央競馬で活躍し、地方競馬でも３勝を挙げています。さらには賞金3900万円以上を獲得したグランドビクトリーもダートを主戦場に中央競馬で２勝をあげました。その理由には父にフレンチデピュティ、母父にフォーティナイナーなどダートの一線級で活躍するための血統が内包していることが理由として考えられます。
本馬のこれまでの成績は中央競馬のダートで7戦し、掲示板を５回確保。さらには川崎競馬へ主戦場を変えるや否や２戦目で初勝利を挙げ、3戦目も差のない3着と地方競馬の馬場への適性を発揮していましたが、前走後に、エコー検査を受けた結果、屈腱炎を発症していることが判明しました。損傷率は10.8％と、休ませて再起を図ることも検討しましたが、所有頭数の見直しを図っていることもあり、断腸の想いで上場を決断した次第です。
能力発揮には数か月の休養が必要と見込まれますが、脚元が回復すれば本来の力強い走りを取り戻してくれるのではないかと期待しています。

落札後のキャンセルや価格交渉、経費負担のご要望には一切応じられませんので、上記を十分にご理解いただき、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い申し上げます。不安がある方は現地で獣医検査を受けるなど、事前に状態把握をしていただくか、ご納得をいただいたうえで、ご入札をいただけますと幸いです。

【本馬についての現状説明】
（川崎競馬・山崎尋美調教師）


※2025年5月5日、左前肢屈腱炎（損傷率10.8%）が判明。全治1年前後との診断を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※NSR（茨城県牛久市奥原町・リトルブルーファーム内）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
5月17日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：田畑 利彦（インボイス登録あり）