ヴレーデ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のダノンレジェンドはマッチョウノ産駒の外国産馬として、JBCスプリント、東京盃、カペラS、クラスターCなどダート短距離で重賞9勝をマーク。2017年からスタッドインしており、初年度産駒のミッキーヌチバナがアンタレスSを制覇。またハッピーマンが交流重賞の兵庫ジュニアグランプリを制し全日本2歳優駿でも2着となるなど、これまでにJRAで9頭のオープン馬が誕生しています。地方競馬ではスペシャルエックスが道営スプリントなど重賞を5勝し兵庫ジュニアグランプリで2着。サヨノネイチヤは大井記念など南関東の重賞を3勝、ストリームはネクストスター北日本など重賞を5勝しています。

いっぽうの母系ですが、母のミラグレは未勝利。半姉のファゼドールは名古屋で1勝。伯父に天皇賞（春）を連覇するなど重賞を5勝し、ダービーと天皇賞（秋）で2着となったフェノーメノがいます。また2代母ディラローシェの半兄にG2香港国際ヴァーズに勝利しジャパンCで2着のインディジェナス、母の従姉妹で豪2勝のモアダイアモンズの仔には豪G1のATCシドニーCを制したジェシカビールがいます。遡ると4代母のアンカーから英G1コロネイションとフィリーズマイルに勝ったナニーナ、豪G1のSAJCアデレイドC勝ち馬ウォーターボートマン、新G1ホーリックスプレイト馬スタインベックが出ています。

本馬は2023年の北海道サマーセールで550万円にて取引されています。
デビュー前の2024年8月20日に咽頭片麻痺の手術を実施。また9月5日には声帯切除の手術を実施しています。
2025年2月9日の東京ダート1400m新馬戦でデビューし15着。馬体重は490キロでした。スタートで後手となり最後方からレースを進めたものの、直線でバテた馬を1頭交わしての入線。1着馬からは4秒1離されていました。
3月29日の中山ダート1200m戦では後方から追走となり、直線で追われてからも伸びがなく勝ち馬から3秒4差の15着敗退でした。5月13日には川崎1500mの交流戦へ出走。中団追走も3～4コーナーから位置取りを悪くして14頭立ての13着。1着馬との着差は4秒8差でした。
そして5月18日の東京芝1800m戦では後方2番手からレースを進めましたが、4コーナー手前で最後方となると前との差が広がり勝ち馬から5秒7差の殿14着。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
馬ッ気が強く前進姿勢に欠ける現状で、良化には時間がかかりそうです。そこでこの度のオークションへ出品させていただきました。地方でリスタートしてレースを使いつつ、成長を待ちたいところです。
なお2歳時の手術後、喉で気になる症状は現状まで感じていません。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年6月18日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年5月18日（日）　2回東京8日　4R　3歳未勝利　　芝1800m（稍重）
　　　結果14着　　タイム1:53.5（1着馬からのタイム差5.7秒、5着馬からのタイム差4.8秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2024年8月20日に喉頭片麻痺の手術を実施。9月5日に声帯切除の手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
5月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：中山 栄一