ビビデバビデブー　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサトノダイヤモンドはディープインパクト産駒で、皐月賞3着、ダービーではハナ差2着惜敗と春のクラシックでは無冠だったものの、秋に菊花賞と有馬記念を連勝してJRA最優秀3歳牡馬に選出。古馬になってからも重賞を2勝し、2019年から種牡馬入りしています。これまでに京都新聞杯と神戸新聞杯に勝ったサトノグランツ、新潟記念の勝ち馬で阪神JF2着のシンリョクカ、CBC賞2着で京王杯スプリングCでは3着のスズハロームをはじめとする活躍馬を輩出。現3歳ではビップデイジーが阪神JFで2着となりチューリップ賞で3着、サヴォンリンナはリステッドの忘れな草賞に勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のベルクシュタイゲンは未出走。半兄のビステルは門別と川崎で各1勝をあげています。伯父に5勝をあげオープン入りのセイルラージ、従兄弟にはオープン特別のジュニアCなどJRAで3勝後に岩手で8勝のナイトフォックスがいます。遡ると3代母のパシフィカスの仔に菊花賞、天皇賞（春）、宝塚記念を制したビワハヤヒデと、1994年のクラシック三冠馬で有馬記念と朝日杯FSも制覇したナリタブライアン。4代母で米G1デラウェアオークス勝ち馬パシフィックプリンセスからは、ダービー馬キズナ、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯をGⅠ3勝のファレノプシスが輩出されています。

本馬は2023年の北海道サマーセールで308万円にて取引されています。
2025年3月15日の中山芝1800ｍ未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は434キロでした。後方から3、4頭目からレースを進めましたが、3コーナー過ぎから手応えが怪しくなり殿16着敗退。勝ち馬からは2秒7離されていました。
4月19日の福島芝2600m戦では中団の後ろ寄りからを追走しますが、徐々に位置取りが悪くなり2週目3コーナーでは最後方まで下がります。その後バテた馬を1頭交わして1着から3秒9差の15着敗退でした。5月10日の新潟ではダート1800m戦に使われ、最後方追走から向正面では後方4頭目まで位置取りを上げます。もっともその後は前との差が詰まらず12着敗退。1着馬との着差は2秒7でした。
連闘で出走した5月18日の東京芝1800m戦では行きっぷりが良くなり6、7番手からレースを進め、直線の入り口では前との差を詰めます。ただ追われてから伸びを欠き11着敗退。勝ち馬との着差は1秒5でしたが、３走成績による出走制限を課せられています。
馬ッ気が強く、集中力が続かいない現状です。連闘で臨んだ前走では走る気を感じましたが、出走制限でレースに使えないことから今回のオークションへ出品いたしました。
地方でリスタートして、レースを使いつつ良化を見せて欲しいところです。

なお現在預託先にて、さく癖が見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
5月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：菅藤 孝雄（インボイス登録あり）