ラフォンターナ　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父のアルアインはディープインパクトの産駒で3歳時に皐月賞を1分57秒8のレースレコードで制し、古馬になってからは大阪杯に優勝。ほかに毎日杯に勝ちマイルCSでは3着に入っています。2020年から種牡馬入りしており、初年度産駒のコスモキュランダが弥生賞ディープインパクト記念を制覇し皐月賞とセントライト記念で2着、さらにAJCCでも3着。またカズゴルティスはダート戦を連勝して3勝クラスに在籍中です。2年目産駒となる現3歳世代ではエンドレスサマーが新馬勝ち後の函館2歳Sで3着、ウィルサヴァイブはフローラ賞で2勝目をあげるなどJRAで10頭が勝ち上がっています。

いっぽうの母系ですが、母のイルジオーネは2勝。伯父のタスクフォースが2勝、エアワイバーンは1勝、伯母のアドマイヤカラットは1勝、叔父のマテンロウマジックは3勝、叔母のブルーダイヤが1勝しています。遡ると3代母マンファスの仔に米G1サンタアニタダービー勝ち馬のザデビュティ、本邦でダービーとNHKマイルCを制し種牡馬としても活躍したキングカメハメハ、フローラSで2着に入ったレースパイロットがいます。また昨年の函館記念に勝ち秋の天皇賞では3着に入ったホウオウビスケットは母の従姉妹の仔にあたります。

本馬は2024年1月14日の中山ダート1800m新馬戦でデビューし4着。前半は後方追走も、向正面で位置取りを上げ先行集団に加わりました。4コーナーで若さを見せ外に膨れるところもありましたが、1着馬からは1秒6差でのフィニッシュでした。
その後未勝利戦で11着、5着、9着となり4月25日には大井の1800m交流戦出走。向正面で4頭の先行グループに加わり後続を離しましたが、直線では勝ち馬に抜け出され1秒4差の2着に入っています。6月の函館ダート1700m戦6着後は左前肢跛行での競走除外を挟み、8月10日の新潟ダート1800m戦で10着。同レース後に船橋競馬へ移籍します。
船橋では2戦し7着、8着。蟻洞の影響もあり結果が残せず、右回りの環境を求めて大井競馬へ再移籍。12月27日の1600m戦では、2番手からレースを進め直線でいったん先頭に立つも0秒6差の4着。今年1月の2戦は6着、8着でしたが、距離を1200mに短縮した2月19日の1200m戦では中団追走から直線で差を詰めて3着に入ります。
3月の1200m戦では0秒3差の5着。その後は5着、11着となり、5月21日の1200m戦13着をもってファンドの解散が決定し、今回のオークションに出品いたしました。大井で上位着順経験もあり、他場の環境でリスタートしての活躍に期待します。
本馬はもともとレース後に前捌きが硬くなる馬ですが、現状レースの疲れも残っている感があります。暑くなってきたことで四肢に浮腫みが出るようになり、近2走は本来の体調ではなく飼い葉食いも遅くなっていました。なお前走の2日前に馬房内で左後蹄球部の外側に切り傷を作りましたが、問題はありませんでした（写真をご残照下さい）。
また本馬は口先でちょっかいを出して遊ぶ時があります。いっぽうで怖がりな面があり、調教でチークピーシーズを着用すると掛からなくなりました。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
暑くなって来て、ここ2走は四肢の浮腫みも見られるようになり、本来の体調ではなかったと思います。レースを使った後の疲れは感じますので、少し間を空けて頂けたらと思います。体調が戻れば、もっと走れる馬だと思います。（大井競馬・高橋清顕調教師）


※2024年6月22日の馬場入場後に疾病（左前肢跛行）を発症したため競走除外となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
5月27日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）