イチザマジック　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のベストウォーリアはマジェスティックウォリアー産駒の米国産馬で、南部杯を連覇しフェブラリーSやJBCクラシックで2着に入るなどダートGⅠ路線で活躍。2019年から種牡馬入りすると初年度から150頭以上の繁殖牝馬を集めており、2022年の地方競馬のファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝いています。産駒には大井のゴールドジュニアを制し浦和のニューイヤーC2着のクルマトラサンや兵庫のネクストスター西日本と兵庫ユースCに勝ったリケアサブル、大井のジェムストーン賞勝ちのプリムスパールスがいるほか、JRAではグッジョブとジョージテソーロと2頭のオープン馬が誕生しています。

いっぽう母系ですが、母のイチザティアラは佐賀で2勝。伯父のトウケイファルコンはJRA1勝後に園田で2勝、伯母のイチザビーナスは佐賀で2勝、クリノユウコリンは大井で2勝をマーク。遡ると3代母シアトルサンセットの仔に鳴尾記念に勝ち新潟大賞典2着のステイインシアトルと、園田プリンセスCを勝ったナンネッタがいます。また4代母でCCAオークス3着のウイークエンドインシアトルの仔に米G1トラヴァーズS2着のマンボインシアトル、4代母の全兄にベルモントS、BCクラシックなど米G1を4勝のエイピーインディ、半兄には米G1ホープフルSとプリークネスSを制したサマースコールがいます。

本馬は2024年6月30日の小倉芝1200mの九州産馬限定の新馬戦でデビューし9着。馬体重は416キロでした。スタートダッシュよく先頭に立ちましたが、3コーナーで外から交わされると位置取りが悪くなってしまいました。そのまま伸びがなく勝ち馬から2秒5差での入線でした。
連闘で同距離の九州産馬未勝利戦に出走。ゲートの出は悪くなかったものの向正面で後方まで下がってしまい、2秒6差の17着敗退。中1週で格上挑戦した九州産馬限定オープンのひまわり賞では、4番手のインを追走も直線で伸びがなく2秒1差の12着に敗れています。その後は馬体成長を促すために休養を挟みました。
今年は1月23日の佐賀1400m交流戦から再始動。好スタートから2番手に付けますが、3～4コーナーで手応えが怪しくなり10頭立ての8着。1着馬からは4秒1離されていました。2月20日には同距離のたんぽぽ賞に出走も、中団追走から3秒9差の10着敗退。
そして5月24日の新潟ダート1200m戦ではゲートの出は良かったものの後方の位置取りとなり4秒0差の14着に敗れています。
馬体の成長に欠け、体力、スピード不足が否めない現状です。また昨夏後の休養でも、変わり身に欠けた感があります。そこでJRAでの続戦を諦め、今回のオークションへ出品させていただきました。
地方でリスタートしてレースを使いつつの成長を待ちたいところです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
5月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈良崎 孝一郎（インボイス登録あり）