セラヴィーナス　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のブリックスアンドモルタルはジャイアンツコーズウェイの産駒で、5歳時にブリーダーズCターフ、アーリントンミリオンS、ターフクラシックSなどG1を5勝。米年度代表馬に選出され、翌2020年から本邦でスタッドインしています。初年度産駒のゴンバデカーブースがサウジアラビアロイヤルCに勝ち、イーグルノワールは兵庫ジュニアグランプリに勝利し全日本2歳優駿では2着。またアンモシエラはJBCレディスクラシックに優勝し交流GⅠ昇格初年度の羽田盃で2着、東京ダービーでは3着に好走。2年目産駒のケイズレーヴが笠松のネクストスター中日本を制すなど産駒は芝、ダート不問の走りです。

いっぽうの母系ですが、母のアプローズユウは未勝利。2代母のアユサンは2013年の桜花賞馬で、叔父に朝日杯FSを制覇したドルチェモア、JRAで1勝のエンギダルマとベストシーン、叔母には2勝のアップストリームがいます。また2代母の全妹マウレアは阪神JFで3着。遡ると4代母にG1トップフライトHを制すなど米国で重賞を5勝しジョンAモリスHなどG1で2度の2着があるバイザファームがおり、同馬の仔に米G3ベンアリSを勝ったストームブローカーが出ています。また5代母バイザハンドの仔イメジオヴグレイトネスは米G1サンフェリペHの勝ち馬です。

本馬は2024年6月29日の福島ダート1150m新馬戦でデビューし7着。馬体重は464キロでした。まずまずのスタートからインの3番手を追走しますが、勝負処から手応えが怪しくなり1着馬から2秒1差での入線でした。
その後は夏負けとなり、時間を掛けて立て直しました。12月1日の中京芝1600m戦で復帰。中団のインからレースを進め、直線では少しずつ前との差を詰めたものの1秒5差の9着敗退。中1週の中京芝2000m戦でも同じようなレース運びとなり11着。1着からの着差は1秒5でした。
今年3月16日の中京ではダート1900m戦に使われ中団を追走しますが、直線で伸びを欠き勝ち馬から5秒4差の11着。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
そして5月25日の新潟芝2000m戦では中団の後ろ寄りから少しずつ差を詰めたものの11着敗退。1着との着差は1秒9でした。
ここまで５戦に使われましたが、JRAで続戦していくにはスピード不足が否めない現状です。そこで地方の環境でリスタートして、レースを使いつつ力を付けていくほうがこの馬にとっていいとの考えからこのたびのオークションへ出品させていただきました。
地方のダートで徐々に変わっていっていくことを期待します。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
5月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：星野 壽市（インボイス登録あり）