ヒンメル　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のレイデオロはキングカメハメハ産駒2頭目の日本ダービー馬。4歳秋には天皇賞を制したほか、3歳時のジャパンCと4歳時の有馬記念で2着に入っています。2020年からスタッドインしており、現4歳の初年度産駒ではサンライズアースが阪神大賞典を制覇し、トロヴァトーレがダービー卿CTに勝利。またアドマイヤテラは菊花賞で3着に入っています。現3歳世代ではカラマティアノスが共同通信杯で2着、ウォーターガーベラがシンザン記念3着でチューリップ賞では2着、ボンヌソワレはフィリーズレビューで3着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のサトノサンシャインは未勝利。半兄のハイラントが3勝、タンジェントアークは障害で1勝、半妹のロギッシュは金沢で5勝をマーク。2代母のノーブルステラは米G2ニューヨークBCHなど重賞を4勝。伯母のノーブルジュエリーは京都牝馬Sの3着馬、ノーブルコロネットが2勝、ステラスターライトは1勝、叔母のプロキシマは2勝、エクラノーブルは1勝、伯父のノーブルプラネットは1勝、伯父のサトノマジェスタも1勝をあげています。遡ると3代母のノーブルパールはG1伊グランクリテリウムを制しており、同馬の仔ノーブルプリンスは仏G2ショードネイ賞の2着馬です。

本馬は2025年2月18日の東京芝1800m新馬戦でデビュー。馬体重は436キロでした。中団後方からレースを進め直線では外に出して数頭交わしたものの12着。勝ち馬からは2秒1差でした。
中1週で京都芝2400mへ出走。後方2、3頭目を追走し勝負処から仕掛けるも前との差は詰まらず、1着馬から3秒1離された12着に敗れています。その後は休養を挟み5月10日の新潟芝2000m戦から復帰。中団追走から向正面で位置取りを上げるもその後は伸びを欠き9着。着差は1秒6でした。
そして5月24日の東京芝2000m戦では後方からの競馬となり、ラストで追われてからも前との差は詰まらず殿17着に敗退。勝ち馬からは2秒8差で、レース後に３走成績による出走制限を課せられています。
飼い葉も食べ調教も動ける馬ですが、競馬へ行くとスピード不足が否めません。今回、頭数整理の都合もあり、オークションへ出品させていただきました。
地方でリスタートして、レースを使いつつの変わり身に期待したいところです。

なお、右前肢蹄内側を接着で保護しています。写真にてご確認ください。現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握、およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いし、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
5月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：大塚 亮一（インボイス登録あり）