テーオーコンドル　　セン６歳　　※中央競馬　登録抹消

父のエピファネイアはシンボリクリスエスと日米オークス馬シーザリオのカップリングから誕生し、皐月賞とダービーでは2着惜敗も菊花賞でGⅠ制覇。4歳秋にはジャパンＣに優勝し、2016年からスタッドインしました。初年度産駒のデアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬三冠を達成。以後も皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念と年間GⅠ3勝のエフフォーリア、ダービーとドバイシーマクラシックを制したダノンデサイル、桜花賞馬ステレンボッシュ、宝塚記念制覇のブローザホーン、ヴィクトリアマイル勝ちのテンハッピーローズ、阪神JF勝利のサークルオブライフといったGⅠ馬が輩出されています。

いっぽう母系ですが、母のレッドガナドーラは大井で2勝しJRAへ再転入。半兄のレッドテオドーラは名古屋で2勝、半弟のサーマウントは南関東で4勝しています。伯母のアピーリングゾフィーは米G1スピナウェイSスピナウェイSの勝ち馬。同馬の仔には米G1ベルモントSを制したタップリット、米G2デルマーダービーなど重賞3勝でG1メイカーズマークマイルS2着のライドアコメット。遡ると4代母のメロディトリからは米G1フロリダダービーを勝利したクロエソや米G1マーヴィンリロイH勝ち馬のスーパーメイ、米G3レベルSなど重賞4勝のアイドをはじめとする活躍馬が出ています。

本馬は2020年の北海道サマーセールで1980万円にて落札されています。
2021年6月27日の阪神芝1800m新馬戦でデビューし6着。ゲートで後手となり後方を追走し、外から差を詰めるも勝ち馬から1秒1差でした。その後は去勢手術を挟み未勝利戦を5戦使われるも掲示板に載ることができませんでしたが、翌年7月2日の小倉芝2000m戦では好スタートから逃げの手に出て0秒9差の4着に入っています。
9月3日の小倉芝1800m戦6着後は未勝利戦終了に伴い障害へ転戦。2023年1月15日の小倉2860m戦から再始動し11着。4戦目となった5月の新潟戦では逃げてレースを先導するも2週目向正面で落馬競走中止。それでも立て直された8月12日の小倉戦で、逃げ切っては初勝利をあげています。もっとも京都ジャンプSなど障害のオープンクラスでは結果が出ず、2024年夏から平地戦へ復帰しました。
2戦目となった10月新潟の寺泊特別で3コーナーで先頭に並びかけるなど積極的な競馬で1着馬から0秒3差の5着。もっともその後は掲示板に載れず、今年5月25日の京都・聖護院特別7着をもって頭数整理の都合で今回のオークション出品となりました。
相手なりに走れるタイプですが、決め手に欠ける感じで勝ち切れません。地方でリスタートして、そのあたりがカバーできれば変わってくるのではないでしょうか。
なお本馬は調教で馬場に出すと、かかり気味に行くことがあります。またイライラした際に、旋回する時があります。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2023年5月21日の競走中、7号障害(ハードル)着地時に転倒したため、競走を中止しています。

※2021年6月27日の競走（2歳新馬）において、馬場入場後に放馬し馬体検査を受けています。

※2021年9月22日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※グリーンファーム甲南（滋賀県甲賀市甲南町新治）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
5月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小笹 公也