ラトラディシオン　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父サートゥルナーリアは日米オークス馬の母シーザリオに父がG1・6勝馬ロードカナロアという超良血で、デビューから無傷の4連勝でホープフルS、皐月賞を優勝。続く日本ダービーは4着に敗れましたが、その後に神戸新聞杯、金鯱賞とタイトルを重ね、3歳時の有馬記念では2着に好走しました。4歳時の宝塚記念4着後は疲れがなかなか取れず、脚元の不安も出るなど順調さを欠き、5歳の1月に引退、種牡馬入り。産駒のデビューは2024年で、2歳戦で26頭が勝ち上がるなどしてJRAファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝きました。ファンダム（毎日杯）、ショウヘイ（京都新聞杯）といった重賞ウイナーも誕生しており、今後ますますの活躍が期待されています。

母系に関しては、母エヴィータアルゼンティーナが米G1ラブレアS、G2エイグリームH、サンヴィセンテS、G3ソレントSと重賞4勝を挙げた実績馬。いとこにSister Nation（加G2ベサラビアンS3着）、Money Supply（米G3マインシャフトS、G2ニューオーリンズクラシックS3着）がいます。デビューした兄姉は半姉サンタエヴィータがJRAダート3勝、アルタグラシアがJRAダート1勝、金沢、高知で各1勝、レコレータがJRAダート1勝、半兄ラレータがJRAダート3勝、バンフィエルドがJRA芝1勝、岩手6勝と、8頭中5頭が勝ち上がっています。

2023年の北海道セレクションセール出身（1265万円）の本馬は、美浦・小手川準厩舎から2024年12月8日の中山ダート1800mでデビュー。まずまずのスタートを切りましたが、内枠で前に入られて砂をかぶると頭を上げて嫌がり、13頭立ての後方2～3番手追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から3秒4差の9着に敗れてしまいます。以降も大きな進境は見られず、未勝利で9、12着。今年2月4日の川崎の交流戦（ダート1500m）で14頭立ての7着（1秒9差）に敗れたのを機に、金沢競馬へ移籍となります。

今の金沢・加藤和義厩舎での初戦は3月17日の金沢ダート1400m（B3）。11頭立ての3番手から3コーナー入り口で先頭を奪うと、直線も脚色は衰えず5馬身差で押し切り、待望の初勝利を収めます。今後に期待を抱かせる内容でしたが、以降はなかなか流れに乗り切れず、4戦して3着が最高。前走は先週5月20日のバイカラーサファイア特別（3歳B1、金沢1400m）に臨み、7頭立てで先手争いに加わっていきましたが、向こう正面で3番手となると盛り返せず、2秒8差の6着に終わっています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
検査は受けていませんが、のど鳴りの症状が気になる現状で、競馬でも影響が出ていると思います。頭数整理もあり、このタイミングでオークション出品となります。レース後に背腰に疲れが残るので、間隔はあけた方がいい馬です。（金沢競馬・加藤和義調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※金沢競馬場・加藤和義厩舎（石川県金沢市八田町西）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：桑野 隆司（インボイス登録あり）