ジーティージン　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬の父ワールドエースは欧州の名牝マンデラと稀代の名馬であるディープインパクトとの間に産まれた超の付く良血馬です。代表産駒には昨年の富士ステークスG２で見事優勝をしたジュンブロッサム（他に読売マイラーズカップG２ ２着、関屋記念G３ 3着）がおり、地方重賞7勝の実績を誇るシルトプレ(中島記念、道営記念、コスモバルク記念、ダービーグランプリなど)は中央競馬や交流重賞でも善戦し、獲得賞金は１億４０００万円を越しています。他にもダートのオープン特別で上位争いを演じるタイセイブレイズやNHKマイルカップで４着に入るなど、モンドデラモーレは重賞戦線で活躍しており、今後のさらなる飛躍が期待されるところです。

母シルバーコンパスも中央競馬でデビューしてダートで2着２回、地方でも4勝を挙げ、5歳の暮れまで粘り強い競馬を披露しました。半弟には芝・ダートの両方で活躍をしたヴェラアズール(ジャパンカップG１、京都大賞典G２)、一族にはトールポピー（最優秀2歳牝馬。阪神ジュベナイルフィリーズG１、優駿牝馬G１）やアヴェンチュラ（最優秀3歳牝馬。秋華賞GⅠ）のほか、ナサニエルは全日本２歳優駿（Ｇ１）で２着の実績があり、ダート戦線で結果を残しています。

本馬は体質がしっかりするまでに時間を要し、デビューも遅れることになりました。まだ緩さが目立ち、障害競走を含めて結果は出せていませんが、キャリアも浅く、今後に向けて良化の余地は多く残されているとみています。血統背景を鑑みても晩成傾向の印象が強く、今後の成長によって変わる余地は十分にあるはずですし、地方競馬のパワーを要するダートも合いそうな印象です。右前の球節がウィークポイントですが、これまで大きな疾病はなく、現状でもしっかりと調教を行うことができています。念のため、レントゲン検査を行っていただきましたが、異常なしとのご報告をいただきました。

落札後のキャンセルや価格交渉、経費負担のご要望には一切応じられませんので、上記を十分にご理解いただき、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い申し上げます。不安がある方は現地で獣医検査を受けるなど、事前に状態把握をしていただくか、ご納得をいただいたうえで、ご入札をいただけますと幸いです。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
6月3日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：田畑 利彦（インボイス登録あり）