ナムラカメジロー　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父のサンダースノーはデインヒル系のヘルメット産駒で、2歳時の仏G1クリテリヨムアンテルナシヨナルから3歳時の仏G1ジャンプラ賞、そして古馬になってからのドバイワールドC連覇と4年連続でG1を優勝。それも芝とダートの双方で制し、2020年から本邦でスタッドインしています。テンカジョウが船橋のマリーンCと園田の兵庫女王盃、川崎のエンプレス杯と交流重賞を3勝しJBCレディスクラシックでも3着。大井のベルグラシアスは今年の東京プリンセス賞に優勝しました。産駒の活躍はダートが中心ですが、現3歳のベイビーキッスとベイビーキッスは芝戦で2勝をマークしています。

いっぽうの母系ですが、母のナムラチアーズは未勝利。半兄ナムラカメタローは交流重賞の佐賀記念の勝ち馬で名古屋大賞典でも3着、ナムラバウアーは名古屋で4勝、半姉ナムラストロベリーは1勝、姪のナムラローズマリーが3勝、甥のナムラトロムも1勝しています。2代母のニフティニースはセントウルSと関屋記念を制覇、本馬の従兄弟にあたるシンゲンはオールカマー、エプソムC、新潟大賞典と重賞3勝、ヤングアットハートは目黒記念の3着馬。また2代母の半弟ニフティダンサーは七夕賞に勝利。遡ると4代母ハレアッラーの仔に米G1ヴォスバーグSを制したエンジンワンがいます。

本馬2024年1月6日の京都ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は522キロでした。逃げてレースを引っ張りますが、直線で伸びを欠き1着馬から0秒８差の7着。中1週のダート1900m戦でも逃げますが4コーナー手前から手応えが怪しくなり1秒3差の6着敗退でした。休養を挟んだ4月の中山ダート1800m戦では好スタートもインの4番手に控え直線で前との差を詰めますが、外から勝ち馬に差されて0秒3差の2着でした。
昨夏は北海道シリーズに転戦、8月の札幌ダート1700m戦では2度の5着がありましたが、9月1日のダート1700m戦9着後に未勝利戦終了に伴い園田競馬へ移籍します。
夏負けもあり立て直しに時間がかかり、今年2月の姫路1400m戦から再始動。中団からの追走となり、3～4コーナーから外を回って前との差を詰めますが勝ち馬から0秒9差の5着でした。休養を挟み5月29日の園田1700m戦に出走。3番手からレースを進めるも、2周目向正面から位置取りが悪くなり7着。1着馬からは2秒2離されました。
JRAでは大きなトラブルもなく出走も勝ち切れず園田へ移籍。1度使いリフレッシュ休養を挟みクラスが下がった前走でしたが、大型馬で馬体に緩さを残し思うように走れていません。今回頭数整理の都合もあり、オークションへ出品させていただきました。
なお本馬にはゆう癖があります。
また左前に治る前の状態の蟻洞があります。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
転厩初戦を叩いた後はリフレッシュ休養を挟みました。体の緩さを残していて、思うように走れなったです。使いつつ芯が入れば変わり身が出てくると思います。（園田競馬西脇・永島太郎調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬西脇馬事公苑・永島太郎厩舎（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。早めの引取りをお願いいたします。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
6月3日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈村 睦弘（インボイス登録あり）