アイガー　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

アイガーをご紹介いたします。

父サンダースノー (IRE) は、2歳時に芝1400mのクリテリウムアンテルナシオナル (G1) を制して仏2歳チャンピオンに輝くと、3歳時は芝1600mのジャンプラ賞 (G1) に優勝。4、5歳時にはダート2000mのドバイワールドC (G1) 連覇の偉業を達成しました。初年度産駒から、マリーンC (Jpn3) を制しJBCレディスクラシック (Jpn1) で３着に好走、昨日行われた兵庫女王盃 (Jpn3) では堂々たる走りで重賞2勝目を飾ったテンカジョウ、2世代目産駒からも東京プリンセス賞 (重賞) を制したベルグラシアス、フローラルC (重賞) において2着入着を果たしたエスカティアなど活躍馬が続々と誕生しています。

母はJRAダート競走において2勝を上げたカオールです。3代母ヴァンドノワールから広がるファミリーには、秋華賞 (Jpn1 (当時)) を制したブラックエンブレム、フローラS (G2) 勝ち馬ウィクトーリア、リステッド競走3勝のアストラエンブレムなどの活躍馬が名を連ねております。

本馬は2025年3月1日、中山・ダート1800m戦においてデビューを迎えました。スタートでワンテンポ遅れる形となり、道中は14番手からのレースとなりましたが、それでも4コーナーではインを上手く立ち回り、上がりタイム5位タイの末脚で追い込んで勝ち馬と1秒8差の7着でゴール。既走馬相手の厳しいデビュー戦でしたが、メンバー上位の末脚を披露しました。

2戦目は3月23日の同条件戦に出走。今回はスタートを決めて3番手からの競馬となりましたが、3コーナーあたりから徐々に後退してしまい3秒差の12着でゴール。3戦目には名古屋競馬場において開催された名古屋CCメロン賞 (中央交流・ダート1500m) に出走。馬群中団で道中を運びましたが、ラストに追い込むも前との差は詰まらず2秒9差の6着でレースを終えたタイミングで、現状の能力ではJRA競走での勝ち上がりには時間を要するとの判断に至り、この度の上場となりました。

本馬は今年の3月デビューでキャリアは僅か3戦と、心身ともに幼さを残す現状です。前走は勝ち馬に離されたものの、馬体重を大きく減らした中でのレースでした。滞在競馬である地方競馬に適応し、更なる鍛錬を積めば、秘めた才能が花開くかもしれません。また、上述の血統背景に加えてデビュー時の馬体重は484キロと雄大な馬格を有しておりますので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な一頭ではないでしょうか。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
6月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）