アイルシャンス　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のレッドベルジュールはディープインパクトの産駒で、伯母に米G1スピンターS勝ちのインランジェリー、3代母に米2歳牝馬チャンピオンのフォーンチャッターがいます。2歳6月の阪神芝1800m新馬戦とデイリー杯2歳Sを連勝しますが、朝日杯FSが最後のレースとなり通算3戦2勝で2021年からスタッドインしています。初年度に血統登録されたのは17頭と産駒数は少ないですが、ホッカイドウ競馬のウィルオレオールが船橋の平和賞に勝ち交流重賞のブルーバードCで3着。JRAではタガノアンファンが芝距離戦で2勝をあげるなど3頭が勝ち上がっています。

いっぽうの母系ですが、母のビジュアルショックは未勝利。半姉にオークストライアルのスイートピーSに勝利したブラックスビーチ、1勝のレッドカルディア、金沢で2勝後にJRAへ再転入し1勝のレッドルピナス、地方競馬で5勝のレッドゼノビア、半兄には2勝のシンゼンイズモがいます。2代母のリーチフォーザムーンは英G1フィリーズマイルの3着馬。２代母の半兄に天皇賞（秋）、フェブラリーS、香港Cなど国内外でGⅠを5勝し交流GⅠの南部杯も制したアグネスデジタル、半弟には京成杯に勝ち朝日杯FS3着のジャリスコライトと毎日杯2着で青葉賞3着のシェルゲームがいます。

本馬は2023年の北海道オータムセールで297万円にて取引されています。
2025年3月15日の中京芝1600m未勝利戦で既走馬相手にデビューし10着。馬体重は434キロでした。中団追走から直線で差を詰めようとしますが、追われてから伸びがなく勝ち馬から2秒0差でのフィニッシュでした。
2戦目は4月の京都芝1800m戦で2番手の外目からレースを進めました。勝負処から追われたものの反応が悪く、直線では位置取り悪くして18頭立ての17着敗退。1着馬からは2秒5離されました。
そして5月31日の京都ではダート1800m戦に出走。スタートから押していって2番手の外につけましたが、3コーナー手前から手応えが怪しくなり最後は大きく離された殿16着での入線。勝ち馬との着差は8秒5であり、レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
ここまで3戦に使われましたが、華奢な体で筋肉がついていない現状で走れていません。良化には時間がかかりそうなことから、JRAでの続戦を諦め今回のオークションへ出品いたしました。
まずは一息入れて成長を促したほうが良いとは思いますが、環境を変えて地方のダートでの変わり身に期待いたします。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年6月30日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年5月31日（土）　2回京都11日　1R　3歳未勝利牝　　ダ1800m（良）
　　　結果13着　　タイム2:02.1（1着馬からのタイム差8.5秒、5着馬からのタイム差5.9秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。


※体に皮膚病が見受けられます。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
6月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：勝本 竜二（インボイス登録あり）