スマートピリカ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のカリフォルニアクロームはエーピーインディ系のラッキープルピット産駒で、ケンタッキーダービー、プリークネスS、ハリウッドダービー、ドバイワールドCなどG1を7勝。2017年からスタッドインし、智G1ドスミルギニーズ勝ちのクロミウム、UAEのG1アルマクトゥームチャレンジを制覇したカビールカーンと2頭のG1馬を輩出。2020年からは本邦で繋養されており、ワイドラトゥールが今春の愛知杯に勝利し産駒としてJRAでの重賞初優勝。地方競馬ではイイデマイヒメがホッカイドウ競馬のサッポロクラシックCを制しており、産駒の活躍の場は芝、ダート、距離の長短を問いません。

いっぽうの母系ですが、母のスマートカーリーは1勝。半兄のスマートカプリスは園田で1勝後に川崎で1勝しています。2代母のレティセントガールは3勝。3代母のビーサイレントからはスワンSなど重賞を4勝しJBCスプリントで2着、高松宮記念では3着のプリサイスマシーン、ファンタジーS勝ち馬のマルモセーラが出ています。遡ると4代母のグローバルダイナは小倉大賞典など重賞を3勝し宝塚記念とエリザベス女王杯で3着。5代母で愛知杯に勝ったグローブターフからはGⅢ阪神牝馬特別を制したメインキャスターや福島牝馬S勝ちのスプリングドリューが出ています。

本馬は2024年11月24日の京都ダート1400m新馬戦でデビューし12着。馬体重は480キロでした。ゲートの出は悪くなかったもののダッシュがつかず中団の位置取りとなります。勝負処からはさらに位置取りが悪くなり、勝ち馬から2秒2差でのフィニッシュでした。中1週の中京ダート1200m戦では12頭立ての8番手からの競馬となり、直線で少しずつ前との差を詰めようとしますが1着馬から1秒1離された7着に敗れています。
その後は休養を挟み今年3月1日の阪神ダート1200m戦で復帰。中団のインを追走も直線で追われてから伸びがなく15着。1着馬との着差は3秒9でした。レース後は次の出走へ向けて調教を進めましたが、3月30日の追い切りで心房細動を発症。経過観察となります。心電図検査で問題がなかったことから、6月1日の京都ダート1200m戦へエントリー。中団からレースを進めるも、1着から2秒7差の11着敗退でした。
レース後は問題ありませんでしたが、頭数整理の都合で今回のオークション出品となりました。
地方でリスタートして、レースを使いつつ変わり身を待ちたいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※両トモにクモズレが有ります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
6月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) 大川徹ホールディングス（インボイス登録あり）