アクアマリンブルー　　セン７歳　　※中央競馬　登録抹消

父オーシャンブルーは3歳2月にデビュー。3戦目に初勝利を挙げると、そこから3連勝を決め、翌年にオープン入りを果たすと、12月の金鯱賞で重賞初制覇。その勢いに乗って挑んだ有馬記念では、10番人気の低評価ながら、同じステイゴールドを父に持つゴールドシップの2着に好走し、一気にその名を高めました。その後、G1には手が届きませんでしたが、中山金杯などのタイトルを追加して種牡馬入りしています。産駒のデビューは2019年。血統登録された初年度産駒は13頭と決して多くありませんが、そのなかからクリノブレーヴがJRA初勝利を果たし、ダンシングリッチーは2勝を挙げました。地方競馬でも重賞好走馬を送り出しており、コンスタントに勝ち星を伸ばしています。

母系を見ますと、母ローズカットダイヤはJRAのマイル以下で5勝を挙げた活躍馬。きょうだいも半兄スカーレットダイヤがJRA3勝、半姉ライクアジュエリーと半妹エリーズダイヤが同2勝を挙げるなど堅実です。叔父にJRAの芝2000mで4勝を挙げたナリタプラチナがいるなど母のきょうだいも優秀で、母のいとこにはNHKマイルC2着のコティリオン、きさらぎ賞を勝ったネオヴァンドームなどがいます。祖母ダイヤモンドジェムのきょうだいには6勝を挙げ、府中牝馬S2着など重賞でも活躍したジェミードレスや札幌記念など重賞3勝を挙げたタスカータソルテがおり、3代母ブリリアントカットもJRA4勝の活躍馬。その半兄には6勝を挙げアルゼンチン共和国杯3着のパソドラードがいる優秀な血筋です

本馬は2021年1月30日に東京ダート1400mの3歳新馬戦でデビューし、後方から目立つ脚いろで追い上げましたが16頭立ての9着まで。この一戦のあと去勢手術を実施し、ひと息入れました。
7月に復帰し、復帰2戦目の中山芝1600m戦では鋭く追い込んで0秒1差の3着に好走。可能性を示し、その後も1勝クラスへの出走を続けましたが、2戦してとも2桁着順に終わったため、JRAの登録は抹消。高知へ移籍しています。
ひと息入れてから4歳2月に1300mのC3戦で転入初戦を迎え、断然の1番人気に応えて7馬身差で逃げ切り、いきなり初勝利をマーク。その後、2着を一戦挟んで1400mのC3戦を逃げ切り、その3戦後には1300mのファイナルレースを逃げ切り。2カ月の間に3勝をマークし、JRA復帰を果たしています。
再転入後は芝、ダートを問わずに短距離戦に出走。2戦して結果がひと息だったため、放牧に出して障害調教を取り入れながら進めましたが、思った以上に時間がかかってしまい、約9カ月の休養に。ただ、その効果が出たのか、復帰戦となった5歳9月の中山芝1200m戦ではタイム差なしの2着に逃げ粘りました。
その後も福島芝1200m戦で0秒3差の5着に入るなど、クラス通用の兆しは見せていましたが、6歳を迎えた昨年は成績が上がらず、5月の一戦のあとに休養。再び障害調教を取り入れながら調整を進め、約8カ月の休養で今年1月に復帰。平地を2回使ったのち、障害デビューを果たしましたが、最下位の14着と結果が出なかったため、今回のオークション出品となります。
高知在籍時は6戦3勝2着2回の成績を残しており、地方競馬の砂への適性は十分に示しています。障害の経験を経て馬自身も力をつけていると思いますし、地方競馬の環境であれば走りが一変しても不思議はないでしょう。新天地での活躍に期待しております。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2021年2月12日に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ムラセファーム（茨城県稲敷市江戸崎甲）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
6月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：青芝商事 (株)（インボイス登録あり）