アグニレディアンス　　牝５歳　　※地方競馬　在籍

父アグニシャインはハービンジャー産駒で、いとこにダービー馬レイデオロ、伯父には帝王賞勝ち馬ゴルトブリッツがいる良血です。デビュー2戦目で勝ち上がりましたが、屈腱炎を発症して長期の休養を余儀なくされます。1年半を超えるブランクを乗り越え復帰を果たし、2戦しましたが白星を挙げることはできずに引退、種牡馬入りしました。血統登録された産駒は初年度が3頭、2年目が4頭と決して多くありませんが、2年目の産駒のサラフォーコンが新潟ダート1200mの未勝利戦を勝ち上がってJRA初勝利を挙げました。地方では4頭が勝ち上がっており、ダンスショウが高知で5勝をマークするなど、通算10勝以上をマークしています。

母系を見ますと、半姉アプサラーはJRA1勝ののち、名古屋で5連勝を果たすなど地方競馬で計7勝。母キンナリーはJRAと名古屋で計5戦して0勝でしたが、全て3着以内という成績で、その半妹のマンマリアーレはJRAのダートで4勝を挙げオープン入りしています。母のいとこには半兄にジャパンダートダービー2着のエーシンゴールドや、米G2ピーターパンSなどに優勝したメイドフロムラッキーなどがおり、祖母カラヴィンカはJRAで2度の3着が最高でしたが、その半兄は米G1ウッドメモリアルSなどを勝ち、世界トップクラスの種牡馬として活躍したタピットがいます。さらに溯れば、NYRAマイルHなど米G1を3勝し種牡馬としても活躍したルビアノや、米G1ベルモントS、トラヴァースSなどを勝ち、やはり種牡馬入りしたサマーバードも同じ一族となります。

本馬は2022年9月11日に中山芝1600mの新馬戦でデビューし、後方から長く脚を使って追い上げて16頭立ての6着。2戦目からはダートに転じて先行力を発揮し、ひと息入れて挑んだ年明けの阪神1200m戦で3着。そこから4戦連続で掲示板を確保しましたが勝ち切るまでは至らず、7戦0勝でJRAの登録は抹消。船橋へ移籍しました。
転入初戦は9月。1200mの3歳選抜戦で1番人気に支持され、強気な競馬を見せましたがラストで失速して7着。次戦からはC2に格付けされ、5、6着とひと押しを欠きましたが、12月の1000m戦ではハナを奪って後続を突き放し、5馬身差で圧勝。初勝利を挙げて3歳シーズンを終了しています。
4歳となった昨年は2月の1000m戦で2着に好走しましたが、C1に上がると苦戦する傾向があり、4月の一戦を最後に浦和に転厩。このタイミングで馬体調整のため休養させ、復帰戦となった800mのC2戦ではメンバー最速の上がりタイムをマークして2着に食い込みました。
今年に入ってからも1000m未満のレースに出走を続けており、4月には3カ月ぶりの一戦だった川崎900mのC2戦を差し切って3勝目をマーク。ただ、その後に地元での2戦は結果が出ておらず、2走前には枠入り不良で注意を受け、練習を課せられています。
そのゲートは前走では問題ありませんでしたが、間隔を詰めて使うと良くないようなところがあるため、今回は頭数整理のためにオークション出品を決断いたしました。馬格のある牝馬でスピード、パワーを秘めていますし、メンタル面をコントロールしながら使っていければ、まだまだ十分な活躍が見込めると思います。ぜひ、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
前走は覆面を着用し、尾持ちで対応することで、ゲートは問題ありませんでした。ただ、詰めて使うとテンションが上がってしまい良くないようなところもあります。休み明けで勝っているように鉄砲は利くタイプです。（浦和競馬・野口寛仁調教師）


※ゆう癖があります。 

※2025年4月23日の競走において、枠入不良で注意を受け、発走練習を課せられています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※広瀬ステーブル（茨城県牛久市奥原町・高橋トレセン内）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。午後の退厩の場合、預託料をご負担いただきますのでご承知おきください。  
6月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) レッドマジック（インボイス登録あり）