パープルティアラ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のルーラーシップはキングカメハメハの産駒で、香港のクイーンエリザベス二世Cに優勝。ほかに国内で重賞4勝、宝塚記念2着などの戦績で2013年からスタッドインしています。産駒はメールドグラースが豪G1のMRCコールフィールドCに制すなど重賞を4勝し、ソウルフラッシュはマイルCSとドバイターフを制覇し香港マイルで2着。またキセキは菊花賞に勝ちGⅠで4度の2着、ドルチェモアは朝日杯FS、ヘデントールは天皇賞（春）に勝利しています。これまでにJRAで20頭の平地重賞ウイナーが輩出されており、障害でも3頭の重賞勝ち馬が誕生しています。

いっぽうの母系ですが、母のアサクサティアラは3勝。半姉のアサクサヴィーナスが1勝、2代母のミルグレインも3勝をマーク。伯父には高松宮記念を制しNHKマイルC2着のファイングレインがいます。遡ると3代母ミルラインから愛オークスとヨークシャーオークスを制覇し英オークスでも3着に入ったピュアグレイン、仏G3フィユドレール賞勝ち馬のゴンチャローワ、英セントレジャー2着で英ダービー3着のロムスダール、豪G3のGRCジャロングCを勝ったキャラヴァンロールズオン、英G3ランカシャーオークス3着のオールグレインをはじめとする活躍馬が輩出されています。

本馬は2025年1月19日の中京芝2000m新馬戦でデビュー。馬体重は442キロでした。まずまずのスタートから先行グループのすぐ後ろを追走し、勝負処からは徐々に前との差を詰めます。出走メンバー中第3位タイの上がり3ハロンをマークしましたが、1着馬から0秒6離された4着でのフィニッシュでした。
2月の京都芝2000m戦では中団のインからレースを進め、4コーナーでは外に出して前を猛追。出走メンバー中第2位タイの上がり3ハロンをマークしたものの、勝ち馬から0秒2差の5着でした。
その後は休養を挟み5月25日の新潟芝2000m戦で復帰。6、7番手からの追走となり、直線で前との差を詰めますが6着。1着馬からの着差は0秒7差でした。
レース後に右第三手根骨天状骨折および左第三手根骨骨折と両橈骨手根骨骨折の発症が判明。事故見舞金7号（競走中9ヵ月）適用となり、5月31日に栗東トレセン診療所で左第三手根骨骨折と両橈骨手根骨のクリーニング手術を実施しました。なお右第三手根骨天状骨折については骨折線が短く薄いため螺子固定は不適と判断し保存治療となりました。
6月6日に抜糸して退厩となり、今回のオークションへ出品させていただきました。
お時間をいただきますが、ここまでの3戦の内容から復帰できれば地方競馬で活躍できるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※両トモに浮腫み、全身に皮膚病が見受けられます。

※2025年5月25日の競走で、右第三手根骨天状骨折、左第三手根骨骨折、両橈骨手根骨骨折を発症。事故見舞金7号（競走中の事故により事故発生の日から9ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。なお、左第三手根骨骨折、両橈骨手根骨骨折のクリーニング手術を実施しています。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
6月10日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 ひとみ