デルマプラクリティ　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父のロゴタイプはローエングリンの産駒で、朝日杯FS、皐月賞、安田記念とGⅠ３勝をマーク。とくに皐月賞では１分58秒０とコースレコードを更新しての優勝でした。2018年からスタッドインしており、初年度産駒のラブリイユアアイズが阪神JFで2着。2年目の産駒からは交流重賞の兵庫チャンピオンシップと平安Sを制しジャパンダートダービーでも3着に入ったミトノオーや、東海Sをはじめ重賞で3度の2着があるオメガギネスが出ています。またベラジオソノダラブが菊水賞など兵庫の重賞を3勝し兵庫ダービーでも２着となるなど、産駒は芝、ダートの双方で活躍しています。

いっぽう母系ですが、母のデルマオシマは未勝利。2代母のエメラルドアイルは5勝、伯父のブルーモーリシャスが3勝、エーラゴーデオは1勝、伯母のアラドヴァルが2勝、エメラルドヴァレーは1勝。遡ると3代母のアイリッシュダンスは新潟記念と新潟大賞典の勝ち馬。同馬の仔に有馬記念とドバイシーマクラシックに制し種牡馬としても活躍したハーツクライ、孫にはフラワーCを勝ったオメガハートランドとフェアリーSに勝利のオメガハートロックがいます。さらに4代母のビユーパーダンスからはフェブラリーS制覇のノンコノユメや阪神JF3着のライステラス、アンタレスS2着のスピードアイリスが出ています。

本馬は2024年2月3日の東京芝1600m新馬戦でデビューし8着。中団追走から直線で外目に出して前との差を詰めようとしたもののジリジリとしか伸びず勝ち馬から1秒7差でした。5戦目となった6月29日の福島芝1800m戦では5、6番手のインからレースを進め、直線で内から差を詰めて0秒5差の3着に入っています。
3歳未勝利戦終了後も1勝クラスに格上挑戦したものの10月14日の東京芝1600m戦16着をもって10月17日の当オークションへ出品。落札され船橋競馬でのリスタートとなりました。
船橋では12月18日の1200m戦から再始動し6着。今年3戦目となった3月10日の1800m戦では3番手を追走し3コーナーから徐々に前との差を詰めますが、逃げ切った勝ち馬が強く1秒2離されたものの2着を確保しています。
5月の1800m戦で4着となり6月4日の同距離戦では1番人気に推されましたが、中団から伸びを欠いて1秒7差の7着。移籍から7戦に使われるも、南関東の現級では勝ち切れずに結果が出ず、頭数整理の都合で今回のオークションへ出品いたしました。
JRA未勝利戦3着、南関東C3クラス2着の経験もあり、他場でリスタートしての活躍に期待です。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
現級で勝ち切れずに入替のため頭数整理となりました。他場で条件や相手関係が替われば違ってくると思います。口がうるさい時がありますので注意してして下さい。（船橋競馬・山中尊徳調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※船橋競馬場・山中尊徳厩舎（千葉県船橋市若松）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
6月10日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：三河 辰已（インボイス登録あり）