アルクドラ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアルアインはディープインパクトの産駒で3歳時に皐月賞を1分57秒8のレースレコードで制し、古馬になってからは大阪杯に優勝。ほかに毎日杯に勝ちマイルCSでは3着に入っています。2020年から種牡馬入りしており、初年度産駒のコスモキュランダが弥生賞ディープインパクト記念を制覇し皐月賞とセントライト記念で2着、さらにAJCCでも3着。またカズゴルティスはダート戦を連勝して3勝クラスに在籍中です。2年目の産駒となる現3歳世代ではエンドレスサマーが新馬勝ち後の函館2歳Sで3着、ウィルサヴァイブとヴェナートルが2勝目をあげるなどこれまでにJRAで11頭が勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のラヴファンシフルは1勝。2代母のデアリングハートは府中牝馬Sを連覇するなど重賞を3勝しNHKマイルＣでは2着。本馬の従姉妹にあたるデアリングタクトは2020年の牝馬三冠馬でジャパンＣや宝塚記念、香港のクイーンエリザベス二世Ｃで3着に入っています。遡ると3代母のデアリングダンジグから米Ｇ1スーパーダービーを勝ったエクトンパークや本邦でダート重賞3勝のピットファイター、4代母インペチュアスギャルからはトップフライトHなど米G1を3勝のバンカーズレイディ、米G1ジェニーワイリーSを制したデイジーデヴァインが輩出されています。

本馬は2024年の千葉サラブレッドセールで2090万円にて取引されています。
2025年1月19日の中京芝2000m新馬戦でデビュー。馬体重は470キロでした。中団のインからレースを進め直線で前との差を詰めようとしますが、じりじりとしか伸びず勝ち馬から1秒5差の9着でした。
3月の中京ではダート1800mに使われ、スタートで後手となり道中では中団の外目まで上がっていきましたが4コーナー手前から手応えが怪しくなり殿14着敗退。1着馬からは8秒2離されており、タイムオーバーによる出走制限を課せられています。
4月の京都では芝2000m戦に出走。4、5番手から追走し勝負処から前に迫ろうとしたものの、ラストでの伸びを欠き1秒4差の9着。
そして6月８日の阪神芝1800mでは5番手に位置取りましたが、追われてからが甘く1着馬から1秒6差の12着敗退。レース後に３走成績による出走制限を課せられ、このタイミングでオークションへ出品させていただきました。
血統的には中距離向きですが、これまでのレースでは終いが一息なので短距離を試してみても良かったかもしれません。良化の余地も残していると思われるだけに、地方でリスタートして変わり身に期待したいところです。

なお、現在左後肢に今朝馬房内でできたと思われる外傷があります。写真をご確認ください。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
6月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：犬塚 悠治郎（インボイス登録あり）