エイシンラセーヌ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父ミスターメロディは１７戦４勝。主な勝ち鞍は高松宮記念(G1)、ファルコンS(G3)。ダート４戦２勝の臨戦過程で挑んだファルコンSで初芝を克服し勝利を挙げると、続くNHKマイルCでも４着と好走。翌年の高松宮記念で好位３番手から抜け出し初G1制覇。芝ダート兼用のトップスプリンターとして活躍しました。
初年度産駒からスリールミニョンがききょうS(OP)を勝利し阪神JF(G1)でも５着と好走。クラスペディアがクロッカスS(OP)を勝利し小倉２歳S(G3)で２着、葵S(G3)２着とスプリント重賞で結果を出すなど順調な種牡馬デビューを果たしています。

母エイシンローリンは中央５勝の実績で勝ち鞍全てダート１２００ｍというスペシャリストな活躍を見せました。半姉エイシンペペロミアは地方５勝を挙げ、叔父のエーシングリズリーは中央４勝、地方３勝し中央在籍時は準オープンまで出世しました。近親にはCozy Bluesは米国６勝しジャストアゲイムＨ(Ｇ３)を勝利しました。

本馬はここまで7戦3勝。2歳10月門別競馬ダート1000mでデビューし、好スタートからハナを切り直線ソルジェンテボー(現在大井所属、船橋で1勝、2着2回、5着1回)との追い比べに屈し1馬身半差の2着となります。この新馬戦では、出走メンバー9頭中8頭が勝ち上がっており、レベルの高い新馬戦での2着と言えそうです。次走門別1100m牝馬限定の未勝利戦は断然人気に応え4馬身差の楽勝で勝ち上がり、高いスプリント適正を示します。3走目の1勝馬が揃った門別1200mでは好スタートから好位に控えるも、終始外々を回されるロスが響いたのか、直線伸びを欠き5着。その後4か月の休養後、園田競馬に移籍。転厩初戦の園田1230m3歳C1C2クラスでは、大外枠から楽に先行し2番手からの競馬で、直線難なく抜け出し転厩初戦を快勝。次走3歳Bクラス1230mでも好位3番手から抜け出し1馬身半差の快勝で連勝を飾ります。Aクラスに昇級後2戦は6着、5着と振るいませんが、メンバーレベルも揃うなか、厳しいペースを好位から競馬ができており、直線は大きくは離されず、上位に食らいついている印象で、特に前走の1400m戦では3着争いを演じての5着で距離延長にも対応しました。母のエイシンローリンは5歳時にオープン勝ちの成長力を見せており、本馬自身まだまだ能力的な底は見せておらず、血統通り今後もダートの短距離路線で息の長い活躍は見込める1頭だと思います。現状確認の上ノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討のほど宜しくお願い致します。

【本馬についての現状説明】
入厩してきた頃には馬場入りする時に馬がいないと立ち止まったり､洗い場で１頭になると寂しがったりしていたように幼いところが見られましたが、現在は環境にも慣れて問題ありません｡Aクラスに入り苦戦していますが､クラスが下がればチャンスのある馬だと思います｡（園田競馬西脇・橋本忠明調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ホースライフ（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
6月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井 克彦（インボイス登録あり）