アスクサヴァイバル　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のシルバーステートはディープインパクトの産駒で、現役時代には2度のレコード勝ちを含め5戦4勝。怪我のため引退して2018年からスタッドインしており、初年度産駒からファンタジーSを制し桜花賞2着惜敗、阪神JF3着のウォーターナビレラを輩出しています。その後もエエヤンがニュージーランドTに勝ち、セイウンハーデスが七夕賞とエプソムC、リカンカブールは中山金杯に勝利しています。またチャーチルダウンズCの勝ち馬であるランスオブカオスは朝日杯FSで3着に入っています。いっぽう地方競馬ではトノパーが大井の京浜盃で2着、ベアサクシードは名古屋の駿蹄賞の2着馬です。

いっぽう母系ですが、母のレヴリは4勝。半兄のスターファイターはJRA1勝後に地方競馬で10勝、カンスタントリーは佐賀の長月賞と新涼賞に勝つなど地方競馬で計20勝、半姉のトリプルミリオンは門別で2勝後に南関東で7勝、ジュンダッシュは園田で2勝、ソナータは大井で1勝しています。また本馬の甥アエノブライアンは佐賀の九州大賞典と佐賀王冠賞を制すなど地方競馬で11勝をマーク。遡ると3代母のラクーンの仔に伊G3ナターレディローマ賞とキウスーラ賞に勝利したグレンジョーダン、4代母のリアンガは仏G1ジャックルマロワ賞とロベールパパン賞に優勝するなど英仏で重賞を6勝しています。

本馬は2024年8月17日の札幌芝1500m新馬戦でデビューし7着。馬体重は428キロでした。ゲートの出は良かったものの向正面では1頭離された最後方まで下がってしまい、直線でバテた馬を1頭交わしてのフィニッシュ。1着馬との着差は2秒9でした。
中1週の札幌芝1200m戦では中団からのレースとなり、ラストで伸びを欠き勝ち馬から2秒3離された殿13着に敗れています。その後は成長を促すために放牧に出されました。
今年1月6日の中山ダート1200mで復帰。スタートは悪くなかったものの後方2頭目からの追走となり、16頭立ての14着敗退。休養を挟み4月26日の福島ダート1150m戦へ向かいましたが、後方グループからの競馬となり1着馬から2秒9差の12着に敗れています。
そして6月8日の東京ダート1400m戦では中団の外から追走し、勝負処から追われたものの伸びがなく勝ち馬から3秒1差の14着。レース後に３走成績による出走制限を課せられました。
昨夏後に成長を促す放牧で時間を掛けましたが、成長途上で体力・スピード不足が否めない現状です。頭数整理の都合もあり、このタイミングでオークションへ出品させていただきました。
地方でリスタートして、レースを使いつつの成長を期待します。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
6月17日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：廣崎 利洋（インボイス登録あり）