トリクシー　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のビッグアーサーはサクラバクシンオーの産駒で、5歳春の高松宮記念をレコードタイムで制しました。2018年から種牡馬入りしており、初年度産駒のトウシンマカオが京阪杯連覇のほか京王杯スプリングC、セントウルS、オーシャンSと重賞5勝をマーク。その後もブトンドールが函館2歳Sに勝利し、ビッグシーザーは京阪杯、カンチェンジュンガは阪急杯を制覇しています。また地方競馬ではアンサンが園田ジュニアCで2着、ミナックシアターは兵庫ジュベナイルCで2着、エムティエースは盛岡の若鮎賞で3着に入るなどしており、サクラバクシンオーの後継として人気を集めています。

いっぽうの母系ですが、母のルプスは未勝利。全兄のフライングブレードは3勝、半姉のギンレイは岩手で2勝。2代母のルージュバンブーはチューリップ賞の3着馬で、叔母のマキアージュが3勝をマーク。さらに3代母トロピカルナイトの仔キングブレイクが3勝、ワードイズボンドは4勝しています。遡ると4代母ウインドフレスカの仔に東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬で新潟2歳S3着のスムースバリトン、孫には5勝をあげオープン入りのボクノタイヨウがいます。また5代母ドーナットホールからは米G3フォールズシティH勝ちのドーナッツプライド、加G3マリーンSを制したマラコフが出ています。

本馬は2025年2月15日の京都ダート1200m新馬戦でデビューし16着。馬体重は528キロでした。まずまずのスタートから4番手を追走して4コーナーを迎えますが、ラストは遅れてしまい勝ち馬から4秒9離された殿に敗れました。競走中に鼻出血を発症しており、レース後に鼻出血による出走制限を課せられています。
その後は立て直されて6月15日の阪神芝1400m戦で復帰。ゲートで後手となり、後方から3頭目でレースを進めます。もっとも直線で伸びがなく18着敗退。1着馬との着差は2秒8でした。
2月のレースで鼻出血を発症しましたがその後は問題なく前走に使われたものの、全体的に緩さを残している現状です。そこでJRAでの続戦を諦め地方でリスタートして良化を待つほうがいいとの判断から、今回のオークションへ出品させていただきました。
地方で使いつつパンとしてくれば、変わってくるのではないかと考えています。

なお、現状で右前管内側に骨瘤有、全身に皮膚病が見受けられます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2025年2月15日の競走中に鼻出血を発症。「鼻出血による出走制限（2025年3月15日まで出走できない）」を受けています（その後1走）。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
6月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：中辻 明（インボイス登録あり）