マルチタスク　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のシャンハイボビーはハーランズホリデーの産駒で、デビュー5連勝で米シャンペンSとBCジュヴェナイルを制覇してエクリプス賞最優秀2歳牡馬に選出。2014年からスタッドインしブラジル2歳牡馬チャンピオンのインフォサー、チリ2歳チャンピオンのココナッツボピーなど南米で5頭のG1ウイナーが輩出されました。またJRAでは外国産馬として走ったマリアズハートがリステッドのルミエールオータムダッシュに勝利。2018年からは本邦で繋養されており、大井のマンダリンヒーローがハイセイコー記念を制し米G1サンタアニタダービーで2着。シシャモフレンドは門別の重賞リリーCの勝ち馬です。

いっぽうの母系ですが、母のルコンセーは未勝利。2代母のソロリサイタルは3勝、伯父のジャズピアノとビッグギグが3勝、インストアイベントは2勝、メインヴォーカルはJRA1勝後に園田で1勝、伯母のバラードソングが３勝、テーマソングとダイワカリエンテは2勝。また本馬の従姉妹にあたるトサノマイヒメは佐賀のフォーマルハウト賞と高知の土佐春花賞を制しています。遡ると3代母ソールの仔に米G3モーヴィックH2着のレラートデルガート、3代母の半兄には米G2サラナクSの勝ち馬でセクレタリアトSにアーリントンクラシックとG1で2度の2着があるグロウがいます。

本馬はデビュー前の2024年10月18日に咽頭片麻痺の手術を実施しています。
2025年2月9日の東京ダート1400m新馬戦でデビュー。馬体重は478キロでした。ゲートの出が良くスタート直後は先頭に立ったものの中団のインからの追走となり、直線でも伸びがなく13着敗退。勝ち馬からは3秒0離されていました。
その後は休養を挟み5月24日の新潟ダート1800mで復帰。ゲートの出は悪くなかったもののその後のダッシュがつかず後方からの競馬となりました。3コーナーから徐々に前へ進出しましたが15頭立ての9着でのフィニッシュ。1着馬との着差は0秒9でした。
そして6月15日の東京ダート2100m戦では後方から3、4頭目を追走し、3～4コーナーから徐々に差を詰めるも勝ち馬から3秒4差の10着に敗れています。
ここまで3戦に出走し咽頭片麻痺の手術の影響こそ感じないものの、競馬にいってスピード不足なのが否めない現状です。そこで地方でリスタートすべく、このたびのオークションへ出品させていただきました。
地方のダートでレースを使いつつ、徐々に良化していけば変わり身もあるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年10月8日に喉頭片麻痺の手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
6月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：石瀬 浩三（インボイス登録あり）