ミヤイグアス　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のDark Angelはアクラメイションの産駒で、英G1ミドルパークSを制すなど重賞2勝。3歳となった2008年からスタッドインしており、初年度産駒のリーサルフォースがジュライCなど英G1を2勝。その後もレイジングブルがハリウッドダービーをはじめ米G1を3勝、バターシュはナンソープSを連覇するなどG1を4勝、チャーリンは昨年クイーンアンＳ、ジャックルマロワ賞、クイーンエリザベス二世Sと英仏でＧ1を3勝しています。これまでに17頭のＧ1勝ち馬が輩出されており、本邦でも愛国産のマックドールが高松宮記念を制覇しました。

いっぽう母系ですが、母のレヒークは英1勝。2代母のシマーは愛G1モイグレアスタッドSの2着馬で、伯父のアナーフは昨年の1351ターフスプリントを制覇するなど重賞を2勝し英G1キングズスタンドSで3着。また本馬の従兄弟にあたるアルカラールは英G2リッチモンドSで2着に入っています。遡ると4代母のムブーフは英G3プリンセスマーガレットSの勝ち馬で、同馬の仔に米G2トムフールHを勝ったカイラワン、孫には英G2ロックフェルSを制したサイエダ、南アのG3カラドックGC勝ちのアティエブ、南アのG1プレミアーズチャンピオンS2着のJayyedがいます。

本馬は2023年の北海道セレクションセールで1650万円にて取引されています。
2024年8月4日の新潟芝1600m新馬戦でデビューし10着。馬体重は422キロでした。ゲートでやや後手となりましたが、すぐに馬群に取りついて中団からレースを進めます。もっとも直線で追われてから前との差が詰まらず、1着馬から1秒8離されてのフィニッシュでした。11月の東京芝1400m戦で復帰したものの、中団追走から伸びを欠き勝ち馬から1秒4差の15着。連闘で出走した中山芝1600m戦では先行グループの後ろ寄りに位置取るも、勝負処から伸びを欠き2秒4差の13着に敗れています。
今年は2月15日の東京ダート1400mから始動し、好スタートから3番手に付けたものの4コーナーで一杯になってしまい15着。1着馬との着差は4秒3で、レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。そして6月14日の東京ダート1400m戦でも3番手のインから追走しますが、直線の坂の上りで止まってしまい3秒7差の殿16着に敗れています。
放牧で増えた馬体重も、厩舎で速いところを進めると減ってしまいます。本当の筋力が付いていなくて、スタミナ不足が否めない現状です。そこで地方でレースを使いつつ徐々に力を付けていくほうがこの馬にとっていいとの考えから、今回のオークションへ出品いたしました。
地方の環境でリスタートして、力をつけての変わり身に期待です。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
6月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山本 益臣