モズボーン　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のモズアスコットはフランケル産駒の米国産馬で、現役時代は安田記念とフェラブリーS、芝とダートの双方でGⅠに優勝しました。2021年からスタッドインしており、現3歳が初年度産駒となります。JRAではファウストラーゼンがホープフルSで3着となり弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇。ほかにモズナナスターがファンタジーSで2着、リリーフィールドはファルコンSと交流重賞の兵庫チャンピオンシップでともに3着に入りました。また地方競馬では川崎のベアバッキューンが若武者賞と鎌倉記念、さらに若潮スプリントに勝利しており、産駒は父同様に芝とダートの双方で活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のモズキンメダリストは未勝利。半兄のモズゴールドメダルはJRA1勝後に高知で4勝、モズキラーは名古屋と佐賀で各1勝をマークしています。2代母のインダルジェンスは米G1プリンセスルーニーHの3着馬。3代母のフォービドンキスの仔に米G3バーボンS3着のキャントハッペンヒア、孫には米G1クレメントLハーシュS3着のペイジアンがいます。遡ると米G3モンロヴィアHなど重賞2勝の4代母のラビアデラからは、加G2カナディアンHを制したディアデラ、米G1デルマーフュチュリティとノーフォークSで3着のRiveting Reasonが輩出されています。

本馬は2024年12月14日の京都ダート1200m新馬戦でデビューし6着。馬体重は432キロでした。2番手の外に付けレースを進めましたが、直線で追われてから伸びを欠き勝ち馬から2秒3離されてのフィニッシュでした。
デビュー戦後にレントゲン検査では異常がありませんでしたが、左の脛骨痛が出たため休養で立て直されました。5月25日の新潟ダート1200m戦で復帰し中団追走も、追われてから前との差が詰まらず1着馬から2秒1差の12着に敗れています。
そして6月14日の函館ダート1000m戦では3番手に位置取るも、ラストで伸びがなく10着。勝ち馬からは1秒2差でした。
先行する力はあるものの、追い出してもギアが上がらず苦戦しています。そこで地方でリスタートしてレースを使いつつ良化を待つほうがこの馬にとっていいとの考えから、今回のオークションへ出品させていただきました。
地方での変わり身に期待です。
なお本馬は新馬戦後に脛骨を痛めましたが、その後は問題なく2戦を消化できています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※リバティホースナヴィゲイト（茨城県稲敷郡阿見町福田・阿見TC内）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
6月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) キャピタル・システム（インボイス登録あり）