本馬について
父ジャスタウェイは4歳の天皇賞(秋)でG1初制覇を果たすと、翌年のドバイデューティフリーから安田記念と国内外のG1を連勝し、その年の「ワールドベストレースホースランキング」で最高の評価を獲得しました。引退後は種牡馬となり、2020年のホープフルステークスを優勝したダノンザキッド号や、2021年のJBCレディスクラシックを優勝したテオレーマ号などを排出しています。
母アースサウンドは、2歳時の交流重賞戦は僅差で敗戦しましたが、古馬になってオーバルスプリント(現Jpn3)を制覇し、生涯獲得賞金も1億3,000万円を超えています。産駒はダート短距離から芝長距離まで走る競走馬をコンスタントに排出しています。
本馬は2024年10月の京都・2歳新馬(ダ1,800㍍)戦でデビューし14着でした。レース中に喉の音が気になったため検査をしたところ、DDSPの症状を確認しています。年明けの3戦目に川崎の地方交流戦に臨むと、大外から一気に脚を伸ばして勝ち馬から0.3秒差の4着と善戦しました。6月14日の東京・ダ1,600㍍戦に出走しましたが、芝スタートでダッシュが付かず馬群から離されてしまい、タイムオーバーとなったことで今回のオークションへ上場する運びとなりました。JRAでは結果が残せませんでしたが、南関東の交流競走では僅差の勝負が出来ていたので、馬体の緩さが解消してくれば一変する可能性も秘めております。
また、最新の内視鏡検査では喉の披裂軟骨に多少の炎症が見られ、獣医師からは『グレード2(Ⅱa~Ⅱb)。左右の披裂軟骨の動きが同時に起こらないが、十分な外転が可能』との診断でした。
上記を十分にご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握、およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願い申し上げます。
内視鏡動画はこちらからご確認ください。
※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限(2025年7月14日まで平地競走に出走できない)」を受けています。
2025年6月14日(土) 3回東京3日 7R 3歳未勝利 ダ1600m(良)
結果16着 タイム1:42.9 (1着馬からのタイム差5.1秒、5着馬からのタイム差4.6秒)
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。
※南関東4競馬場への転入はできません。
※株式会社ストローファーム(茨城県稲敷郡阿見町大字上長)に在厩しており、預託料は9,900円/日(税込)です。
6月21日(土)より落札者様の預託料負担となります。
販売申込者:(株) グリーンファーム(インボイス登録あり)
|