チアフルヴォイス　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

チアフルヴォイスをご紹介いたします。

父はタリスマニック (GB) です。現役時代はドバイ、アメリカ、フランス、香港に遠征し、高い適応能力とレースセンスを武器に、コースレコードで駆け抜けたBCターフ (G1) など重賞3勝の成績を収め、日本で種牡馬入りを果たしました。初年度産駒からはファルコンS (G3) 3着、函館スプリントS (G3) ４着のオープン馬サウザンサニー、オークス (G1) 5着入着を果たし、先日オープンクラス入りを果たしたランスオブクイーン、地方競馬においても東京ダービーTRを制し、東京ダービーでは3着入着を果たしたナンセイホワイト、無傷の３連勝で留守杯日高賞 (水沢・重賞) を制したエレノーラ、プリンセスC (盛岡・重賞) を制したエイシンナデシコなどが出現。産駒は芝・ダートを問わず活躍を続けています。

本馬のおじスプラウティングはJRAダート3勝クラスにおいて2着入着の実績の持ち主で、その後水沢競馬場に移籍すると初戦の栗駒賞 (重賞)、そして2戦目と連勝。いとこにはナタルマS (G1) の勝ち馬Wild Beauty (GB) がおります。また、ヘイドックスプリントC (G1)、モーリスドゲースト賞 (G1) の勝ち馬である3代母チェロキーローズ2 (IRE) から広がるファミリーには、エクリプスS (英・G1・芝2000m) を制したMukhadram (GB)、英セントレジャー (G1) や香港ヴァーズ (G1) の勝ち馬であるMastery (GB)が、さらに近親には英2000ギニー (G1)、サセックスS (G1) と英・芝マイルG1競走2勝のNotable Speech (GB) も名を連ねるなど、本ファミリーからはスピードに秀でた活躍馬が多数輩出しています。

本馬は2歳時の2023年10月7日、京都・芝1600mの新馬戦でデビューしましたが、終始後方での競馬となってしまい、2秒6差の18着でゴール。しかし2戦目からダートへ転向すると、好位での追走が安定してできるようになり、レースぶりに進境を見せ始めます。すると、3歳となった2024年1月27日、京都・ダート1400m戦において、スタートからダッシュを決めて4番手を確保。勢いそのままに直線を迎えると、上がりタイム2位の末脚を繰り出して2着馬との追い比べを制して優勝。待望の初勝利を手にしました。

その後は1勝クラスにおいて8戦を消化しましたが、新たな勝ち星を上げる事は叶わず、2025年6月7日の阪神・ダート1400m戦において2秒3差の14着に敗れたタイミングで、この度の上場となりました。本馬は現1勝クラスにおいても上位争いに加わっており、2025年2月22日の京都・ダート1200m戦では7番手から直線長く良い脚を使って追い込み、勝ち馬と0秒4差の4着でゴールして掲示板を確保。メンバー上位の走りを見せておりましたので、新天地で更なる鍛錬を積み、もう一花咲かせて欲しいと願うばかりです。また、上述の通りの血統背景の持ち主ですので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・全身皮膚病有り

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
6月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）