エポナメロディー　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父オールブラッシュはダート重賞2勝馬で、本格化を迎えたのは4歳の秋。10月の1000万下（現2勝クラス）から連勝でオープン入りを果たすと、5歳初戦となる川崎記念を鮮やかに逃げ切り、重賞初制覇をJpn1で飾ります。以降は成績が安定しないなかでも6歳時のかしわ記念で2着に好走するなど地力の高さを示し、同年の浦和記念で重賞2勝目。7歳秋のマイルCS南部杯7着以降は大井競馬へ移籍し、8歳1月の川崎重賞・報知オールスターCを制すなど息長く活躍しました。数少ないウォーエンブレムの血を引く産駒として種牡馬入りし、産駒のデビューは2024年。血統登録頭数わずか7頭の初年度産駒からイカホノケンが川崎で1勝、ディープオーキッドが門別で1勝を挙げています。

母系に関しては、祖母ナリタシークレットがJRA芝5勝を挙げたOP馬。叔父にワンスカイ（葵S3着、ききょうS2着）がいる他、遠縁にBenzini（豪G2BRCブリズベンC、新G1セカンドセンチュリーS2着、オーモンドメモーリアルS2着）、Hot Snitzel（豪G1BRCBTCカップなど重賞5勝、G1BRCTJスミスS2着）がいます。母ナリタメロディはJRA芝1勝、岩手3勝。兄姉4頭のうち、半兄トントンプーが名古屋2勝を挙げています。

2023年の八戸市場出身（220万円）の本馬は、2024年5月10日の川崎ダート900mでデビュー。5頭立ての3番手を進み、直線で前2頭に突き放されたものの、しぶとく脚を使って2秒0差の3着に入ります。以降は距離延長にも試みながら上位をうかがう場面がありつつも、なかなか勝利が遠く、21戦して2着1回、3着2回、4着2回、5着2回。前走は今週6月16日の川崎900mに臨み、11頭立ての4番手からジリジリと脚を伸ばし、ハナ差の2着に好走しています。

もともと両前の球節の形が良くないですが、コンスタントに使っても問題はありませんでした。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
前走は惜敗でしたし、まだ上積みが望めるので残念ですが、入替整理のため、このタイミングでオークション出品となります。（川崎競馬・平田正一調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・平田正一厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
6月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：成瀬 篤司