バルミュゼット　　牡６歳　　※中央競馬　登録抹消

父のフリオーソはブライアンズタイムの仔で、ジャパンダートダービーや帝王賞などダート交流GⅠを6勝。NAR年度代表馬に4度輝き2013年からスタッドインしています。産駒ではテルペリオンがリステッドの仁川Sに勝利するなどJRAで7勝をあげ、交流重賞のマーキュリーCでも3着。クロジシジョーはオープン特別を2勝し、カペラSや交流重賞の東京スプリントとクラスターCでも2着。エイコーンはシリウスSとみやこSで3着に入っています。地方競馬ではヒカリオーソが東京ダービーを制し川崎記念でも2着となったのをはじめ、20頭以上の重賞ウイナーが誕生しています。

いっぽうの母系ですが、母のバルフューレントは未出走。半姉のヴェルヴェットは金沢で3勝、半兄のムサシルピナスは大井で1勝。2代母のコリンナは1勝、伯父のドルモンは2勝、ほかに母のきょうだいは8頭が地方競馬で勝利をあげています。3代母のシネマライフからはJRAで6勝後に地方競馬で14勝をあげ東海桜花賞や笠松グランプリなどに勝利したマサアンビション、交流重賞のスパーキングレディーC2着のクィーンオブキネマなどが輩出。また4代母のデイオラマは米G2アルシバイアディズSの2着馬で、同馬からはマイラーズC2着のタイキブライドルや京成杯3着のタイキクレセントが出ています。

本馬は2000年の北海道サマーセールで462万円にて取引されています。
2021年10月30日の東京ダート1400m新馬戦でデビューし3着。中1週の同距離戦では5番手からレースを進め、直線で外に出すと鋭く伸び後続に2馬身半差をつけて初勝利をあげています。
1勝クラスで6戦目となった2022年6月26日の東京ダート1400m戦では好スタートを切るもいったん後方に控え、16頭立ての14番手から出走メンバー最速となる上がり3ハロン34秒9の脚をマークして差し切り勝ちを決めます。
2勝クラス昇級後は2着4回3着2回と善戦。もっとも5歳になり成績が頭打ちとなり昨年2月の京都ダート1400m戦12着後に関東から関西の新規開業厩舎へ転厩。転厩3戦目となった6月東京の小金井特別で勝ち馬から0秒5差の3着に入ったものの、中2週の清里特別では殿16着に敗れタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
障害での2戦を挟み今年3月6日の川崎1500m準重賞の交流戦に出走。好位のイン追走から差し切り勝ちを決めました。3勝クラス昇級後は2戦して11着、8着。前走レース後に右前脚に腫れと熱感を確認したため、エコー検査を実施すると浅屈腱炎の発症が判明。患部の損傷率はコア型22%で、全治には相当な時間を要する見込みでありファンドを解散し今回のオークション出品となりました。
お時間をいただきますが、南関東の準重賞勝利経験から復帰後は活躍が期待されます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2025年6月14日の競走後、右前浅屈腱炎を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※キャニオンファーム栗東（滋賀県栗東市井上）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
6月24日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）