シオンデゴーの23　　牡２歳　　※育成馬　（未登録の２歳馬）

父グロリアスノアはプリサイスエンドの代表産駒として、根岸S、武蔵野Sとダート重賞を2勝。ジャパンダートダービー4着、フェブラリーS5着、ゴドルフィンマイル4着、ジャパンカップダート2着とトップクラスにも引けを取らない走りで何度も波乱の立役者になり、重賞戦線を盛り上げました。競走生活の晩節は長い闘病期間が続き、10歳1月のオープン出走を最後に引退、種牡馬入りしています。種付け数は年間数頭レベルではあるものの、初年度産駒から4世代目までの計8頭すべてが地方競馬で勝ち上がっており、なかでもレッドシリウスは中央1勝クラスでも2着2回と健闘。グロリアスルカは門別で5勝、グロリアスアポイは浦和2勝・園田4勝を挙げるなど、サイアーとしても秘めたる存在感を示しています。

一方、母系を見ますと、近親にデビュー3連勝で2つの重賞を制したファンタジスト（京王杯2歳S、小倉2歳S、スプリングS2着、朝日フューチュリティS4着）や、北九州記念の勝ち馬ボンボヤージ、小倉2歳S勝ちのアスクワンタイムなど、中央オープン馬や地方重賞での好走馬が多数存在。4代母ディアーミミから大きく枝葉を広げるアメリカ由来の頼れるファミリーで、その子孫にはMidshipman（BCジュヴェナイルなど米G1・2勝）やFrosted（ウッドメモリアルSなど米G1・3勝）といったスターホースを筆頭にFleet Lady（米G2・2勝、米G1ミレイディH2着）やFast Cookie（米G2コティリオンH）、Running Tall（豪G2VRCサイアーズプロデュースS）など世界の活躍馬が目白押しとなっています。

本馬は、美浦・松永康利厩舎でのデビューを目指して、昨年7月から育成牧場へ移動し、成長を促がしつつ適度にリフレッシュ休養を挟みながら調教を進めて行きました。5月に入ると通常メニューとして周回コースでの普通キャンター1800m・坂路1本17-17を主にし、週に1.2回、坂路1本15-15で負荷を強めて行きましたが、6月17日の調教後、右後肢に跛行が見られました。6月18日にエコー検査を受けると「右後肢種子骨靱帯炎により全治6ヵ月以上」との診断を受けましたので、長期に休養を要す現状を踏まえて検討した結果、このタイミングで出品とさせていただきます。
皆様には、現状をご理解いただき、不安のある方は必ず事前に獣医検査を受けるなど、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2025年6月18日のエコー検査で右後肢種子骨靱帯炎の発症を確認しています。

※本馬の測尺は体高154cm、胸囲180cm、管囲20.0cm、馬体重は430kg（6月24日現在）です。

※山崎ステーブル（北海道浦河郡浦河町西幌別）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。午後の退厩の場合、預託料をご負担いただきますのでご承知おきください。  
6月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：西本 資史（インボイス登録あり）